華務長の部屋

辻井ミカ

いけばな嵯峨御流 華務長 華道家 辻井ミカ

Profile

辻井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在 京都嵯峨芸術大学評議員、日本いけばな芸術協会理事、いけばな女性作家展運営委員、大阪府花道家協会常任理事を務められる。

華務長からのお知らせ

大沢池の蓮、銘は「名古曽」

2016年7月24日頃に私が撮影した大沢池のパノラマ写真と、12日の蓮の写真です。日本現存最古の林泉であるこの池の蓮は、爪紅の古代蓮で、「名古曾」と命名されています。15年以上前、この池にも環境問題が起こりましたが、この地を愛する人々の献身的な努力により、景観が修復されました。美しい景観が戻ったその年に、奇跡的に自然に発芽したのがこの蓮。2007年から、平安時代の蓮を愛でる宴「観蓮節」が、毎年寺内で行われています。今年は7月30日、「遊花一日・夏期大学」の行事の一環として、嵯峨御流会の会員のご奉仕により象鼻杯が受講生約200名に振る舞われます。

 

今年の夏期大学は、京都嵯峨芸術大学の講師をお招きして、空間をアートする試み。午前中のデモンストレーションは、完全ライブで造形といけばなのコラボレーションをご覧頂きます。午後は、各自で、ある素材を使って花器や花留を創作し、それに花をいけて頂きます。

お申し込みは、こちらをご覧ください。

http://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_5472/

 

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7月24日。京都嵯峨芸術大学名誉教授、日本画家 箱崎睦昌先生の展覧会で、ギャラリートークを拝聴しました

大覚寺とご縁の深い、箱崎睦昌先生の展覧会が8月6日まで堂本印象美術館で開催されています。7月24日に行われた「箱崎睦昌作品を語る」と題した90分間のお話を拝聴させて頂きました。

先生は、40年間に生み出された作品について熱くお話下さいました。金剛界曼荼羅に魅了された事、佐和隆研師との出会いにより、仏画を描かれるようになられた事、そして自然の持つ大きな力 エネルギー   宇宙観を表現するスケールの大きい超大作の作品についても解説してくださいました。先生の作品は、寺院、京都迎賓館、東京オペラシティなど有名な美術館等に収められています。

 

展覧会場には、最新作の「南方千手千眼観自在菩薩観」「東方薬師瑠璃光如来観」が拝見できます。その素晴らしさに感動、時の経つのを忘れて見入りました。また、昨年完成され公開された清水寺平成縁起絵巻の一部が、下絵と比較して展示されています。

 

7月24日は丁度先生のお誕生日だそうで、古希をお迎えになりました。益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

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7月24日、京都嵯峨芸術大学、オープンキャンパスで、嵯峨御流の華道体験が行われましたので、その様子をご紹介します。

7月24日。京都嵯峨芸術大学華道授業担当 嵯峨御流講師の先生方は、学生ホールで準備万端を整えて、訪れる学生を迎えてくださいました。私がお邪魔したのは、午後1時を回ったところでしたが、既に30杯用意されていたお花はすべて無くなり、最後の三名の男子高校生がちょうどいけ上げたところでした。三人は、皆とても満足気&楽しげな表情で、完成した作品の写真を撮影して、講師の先生とお話しされていました。そのうちの一人は、来年この大学を受験するそうです、嬉しいですね!入学されたら、ぜひ華道を履修して、日本文化を体得して頂きたいと思います。担当講師の先生方には、早朝から本当にご苦労様でしたが、いけばなの未来を担う若い人達を育てる大切なお役目、今後とも宜しくお願い申し上げます。

この大学の特徴は、4年間を通じて、華道が段階的に習得できることです。4年間で、正教授の資格を取得できるのは、日本中でここだけです。

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7月16日。祇園祭に際し、四条通りにいけられた、いけばな展を拝見しました。

京都いけばな協会は、所属する各流派が四条通りの祇園石段下から四条烏丸までの店舗に、いけばな作品を毎年飾られ、拝見してきました。その中で、嵯峨御流の垣花悦甫先生がいけられた作品をご紹介します。

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和歌山大学「Japan Study」の授業で、講義をしました。

日本の伝統文化を学ぶ、リレー授業で、華道の講義を担当しました。受講生は昨年よりさらに増えて、今年も限定200名だそうです。

私の講演テーマは、「いけばなで環境を守る」。水の連続した流れによって生まれる、風景をいけるいけ方「景色いけ 七景」を紹介しました。講義の中で、七景のうち4つの景を実演。

水の源流を表現する「深山の景」。貝塚伊吹やナツハゼ、ヒメユリを用いて。「野辺の景」は、大水盤を使い受講生の中から数名の方にいけてもらいました。はじめは、恐る恐る近づいてきた人も、水盤のどこに挿すかという指示だけで、講師は何も触らなくても、皆さんでステキな野辺の景がいけ上がりました。

次に、大学のキャンパスに自然に生えている草を採取してもらって、小さな「野辺の景をいけてみました。三作目は、沼沢の景。「景色いけ」では、風景を、自然界の中の連続した水の流れによって生まれるものととらえており、その原点である大沢池(庭湖)は1200年姿を変えず存在しています。「景色いけ」は守りたい風景や取り戻したい心象風景、いけばなの型により後世に残し伝える事ができるものです。私たち華道家は、人々の誇りや想いのこもった風景を大切に残していくためにも、いけばなで美しい風景をいけて共感を広げていくことで、自然に関心を持ち環境を守る意識を、人々に広める一助となりうるのではないでしょうか。

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「秋草をいける」秋の花会のお知らせです。

日本いけばな懇話会主催の花会が、京都建仁寺 塔頭 西来院で開催されます。9月17日(土)・18(日) 10:00~16:00。入場無料です。

当流からは、岡田芳和先生と私が出瓶します。

 

いけばな懇話会の主旨。

いけばな文化の確立と研究普及を目指し、志をひとつにする全国の華道家66流派89名が多方面にわたり活動する花の文化集団です。

 

ご案内文

秋の七草をはじめ、秋の草木にはその季の空気感と共に春の花木とまた異なった爽やかさを感じます。

春に咲く梅は匂うといい、秋の菊は香ると言うように同じ匂いでも季節の違いで変わりがあります。今回の花会は秋の草木に想いを深め、未来に向かってのいけばなを提案します。

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7月7日、有楽町・日本外国人記者クラブに於いて、「カルチャーイブニング大覚寺」が開催され、催しの中で、嵯峨御流のお花をご紹介させていただきました。

午後7時から、約二時間にわたり、大覚寺の歴史や文化をご紹介する催し「カルチャーイブニング大覚寺」が行われ、約100名の会員の方がお集まりになられました。

会場には、御所車に七夕の趣向で、葉付きの竹を中心に立て、季節の花々をいけてお迎え花としました。

まず、草津栄晋総務部長が、大覚寺の歴史や伝統、写経の根本道場であることや、平成30年に勅封般若心経戊戌開封法会を迎えることなどを話され、宴は京都市の条例にならい、日本酒での乾杯で始まりました。司会の軽妙なトークで進む中、写経体験が始まりました。会員の中から外国人の方お二人と、日本人の方、合わせて三名の方が、塗香などの作法も習われ、写経の手ほどきを受けられました。気持ちが良い、爽やかな風が吹いたような感覚、などの感想を述べられたあと、各自が願い事を書く欄に、はからずも三名全員が地球の平和を願うと書かれたことに、感動致しました。会場の皆様も写経に興味がわいてこられたご様子でした。

私は、いけばな嵯峨御流の紹介に続き、景色いけをデモンストレーションでご披露しました。事前に外国人特派員協会会長のMr.Langan氏のお国であるイギリスの守り残したい風景をお聞きしていましたので、「テムズ川の風景」をいけました。ロンドンの方にとって、コッツウェルズに源を発するテムズ川の風景は、象徴的な心象風景なのですね。日本の河川と趣が違い、流れを感じさせないくらいゆったりした水面に、川岸の林が映り込むようなイメージでいけてみました。

嵯峨御流の景色いけでは、山から海まで連綿と続く水の流れを軸として、人と自然の関わりあいにより生まれる風景を、7つの景色でいけ表しています。命の根源である水の流れの連続性により、すべての景が存在するように、すべての命は繋がって存在するという宗教観と、命の大切さと世界平和への願いを花で表すこと、それが、嵯峨天皇様の御心であり、今に至るまでずっとその精神を継承しているのが、嵯峨御流なのです。

最後は、チュートリアルのお二人も出演なさり、大覚寺カフェ2年目の抱負などをお話しになりました。

宴は終始楽しく和やかで、時に大爆笑もあり、時が経つのを忘れる、ステキなCulture Eveningとなりました。

http://a.excite.co.jp/News/entertainment_g/20160707/sum_TokyoSports_563226.html

http://news.yoshimoto.co.jp/2016/07/entry52595.php

 

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カルチャーイブニング 大覚寺

7月7日、有楽町・日本外国人特派員協会(JCCJにおいて、「カルチャーイブニング大覚寺」が、開催されます。

 

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 カルチャーイブニング

2016年7月7日(木)  18:30

 

大覚寺は、平安時代のはじめ、嵯峨天皇の離宮として建立されて1200有余年。 京都を代表する名刹として、知られております。 また、今日では、“華と心経の寺”としても、親しんでいただいております。 昨今、国外の方々にも、日本の文化への関心が高まっておりますが、 このたび、その文化の一端に触れていただける、絶好の機会を設けさせていただきました。 ぜひ、ご参加いただき、和の心を感じていただければ幸いです。

 

平安の初め、嵯峨天皇が大覚寺の大沢池で、菊ガ島に咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿されました。その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動され、 「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」とおっしゃいました。 これが、「いけばな嵯峨御流」の始まりであると伝えられています。 嵯峨天皇の自然や草木に対する慈しみの心が、嵯峨御流の礎になっています。 今回、華務長・辻井ミカ様自ら、京都からお越しになり、 いけばなのデモンストレーションをしていただきます。

 

京都の名刹「大覚寺」を、 もっともっと多くの方々に知っていただくために、 日本で人気のお笑い芸人「チュートリアル」が駆けつけてこられます。

 

明治4年創業の老舗「泉竹」の、特製精進お弁当をご用意いたしております。 さらに、京都・伏見酒造組合より、

京都の地酒をご提供いただきました。 心行くまで、京都をお楽しみください。

 

料金;3,500円(税込) 精進弁当と日本酒付

満席が予想されますので、お申し込みは今すぐ電話でフロントへ(3211)3161またはOn-lineでどうぞ。24時間以内のキャンセルはフルチャージとなります。

 

エンターテイメント委員会

 

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