華務長の部屋

辻井ミカ

いけばな嵯峨御流 華務長 華道家 辻井ミカ

Profile

辻井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在 嵯峨美術大学評議員、日本いけばな芸術協会理事、大阪府花道家協会常任理事、いけばな女性作家展運営委員、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

10月29日。伊勢神宮での、嵯峨御流献華式に出仕させていただきました

10月29日、昭和48年以来恒例となりました、神宮での嵯峨御流献華式が中部地区連絡協議会8司所のご奉仕により、執り行われました。今年は名古屋司所と南勢司所が献華式を担当されました。

台風接近のため、午後に行われる予定の献華式は午前に繰り上げられ、参集殿能舞台に於いて、厳かな献華の儀が滞りなく行われました。献華従者の供花につづき、若松一対が清々しくいけられ、草津栄晋総務部長様による願文奉読の朗々としたお声が堂内に響き渡り感激致しました。

雨の中、玉砂利を踏みしめて能舞台から内宮神楽殿までの道のりを歩き、 内宮参拝に向かいます。四重にめぐらされた垣根の 最も外側「板垣」のご門をくぐり「外玉垣」の前でお祓いを 受けた 後、一般の 方は入れない鳥居の内側へ全員が通されました。玉石を踏みしめて中へ 入ると、「内玉垣」の前で拝礼。ここより内側は皇族方 が 入られる聖域であり、最も本殿に近い垣根は「瑞垣(みずがき)」と呼ばれると、一昨年教えて頂いたことが脳裏に浮かんできました。参拝の瞬間には、傘をはずし、草津栄晋僧正様、続いて華務長、師範代表 名古屋司所長、南勢司所長、献華者、が並んで参拝を させていただきました。本年も無事に神宮に花を献じる事が出来ました事、ご関係の皆様のご尽力に深く感謝申し上げます。

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10月28日。嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の学園祭で、華道授業履修生による学生華道展が開催されました。

学校法人大覚寺学園 嵯峨美術大学の学園祭「学友祭」において、授業として華道を履修している、1回生から4回生までの100名余りの学生による「学生華道展」が大学構内の第六演習室で開催されました。あいにく台風接近により、本来2日間予定されていた学園祭が10月28日の1日だけの展示になってしまいましたが、初日に華展を拝見することができました。

個人作品に加えて、嵯峨御流独特の景色いけや、大作も展示されて、メリハリのあるステキな会場構成、また、どの作品も丁寧にいけられており、思わず足を止めて見入るものばかりでした。

この大学の華道の授業は、半年ずつレベルⅠからレベルⅧまで段階を経て指導が行われており、二年間履修すると師範、四年間履修すると、華道正教授の資格を取得することもできるのです。

華展を拝見して、学生さんが力をあわせて会場レイアウトやいけこみを頑張ったことがヒシヒシと伝わりました。また、6クラスの9名の華道講師の先生方全員が会場にスタンバイしてくださっており、学生のフォローやお客様への対応なども影に回ってご指導下さっていることに感動致しました。

職員の方や、教授、ご父兄の皆さまなど多数のお客様に見ていただき、お花も学生の笑顔も一際輝いて見えました。いけばなの楽しさと、花の文化の深さを、若い方々がどんどん吸収される姿に接するのは、本当に嬉しく心強い限りです。

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10月25日・26日の両日に、平成30年のお題花の発表会が行われました。

 

嵯峨御流では、毎年天皇様がお催しになる新年歌会始の御題に因んだ御題花と御題花器を創作しております。平成30年の来年の御題は「語」です。

代々、嵯峨御流の華務長が創作花器と花を考案して、発表することになっています。昨日25.日は司所長と名誉職の先生方を対象に、本日26日は教授・派遣講師の先生方対象に御題花と花器を、発表致しました。先生方には、12月から全国109司所をはじめとして広く御題花を講習して頂き、御題の意義を広めると共に、お花を通じて皆共に新年を寿ぐことを、目的としております。

私は、今回のために作った器を用いて「言祝き」「和顔愛語」「献」「竹取物語」「芳友」「富士」の6作品のバリエーションを発表させていただきました。

この花器を手にされた皆様の、創作と工夫で、様々な表現を試みて頂ければ嬉しく存じます。

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10月21日。「いけばな✖️百段階段2017」を拝見しました。

東京都指定文化財、目黒雅叙園の「百段階段」で、日本いけばな芸術協会所属の51流派が週替りで作品を披露されています。趣向を凝らした豪華絢爛な文化財と、いけばなとのコラボレーション 素晴らしい企画です。

 嵯峨御流の展示は、10月17日から22日まで「静水の間」で行われ、10月21日に拝見に行きましたのでスナップ写真でご紹介します。嵯峨御流の、日本いけばな芸術協会東部会員のうち、23名の先生方が協力していけてくださいました。

 http://www.hotelgajoen-tokyo.com/ikebana/

 

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21日の会場担当の先生方。

 
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嵯峨御流Washington DC支部長Bruce Wilson先生が、デモンストレーションをされました。

Ikebana International, Washington DC, Chapter 1, celebrated its 60th Anniversary. A Grand Exhibition was held on October 6-9, 2017 at the National Arboretum. Saga Goryu presented various forms of Seika style. Everyone was very impressed with all of the arrangements.

These photos:

Bruce Wilson ,president of Sagagoryu Wasington D.C.chapter,did a demonstrations on 8th . Everyone enjoyed it and asked many questions about Saga Goryu.

Article writing and the coverage are Susan kasa

Washington DC支部で、いけばなインターナショナル 創立60周年のお祝いをしました。

2017年10月6~9日に国立植物園で盛大な華展を行い、嵯峨御流は様々なスタイルの生花を披露しました。全ての作品に皆さんがとても感銘を受けていらっしゃいました。

写真は、Washington DC支部長Bruce Wilsonが8日にデモンストレーションをした時のものです。皆さんに楽しんで頂き、嵯峨御流に関する質問をたくさん受けました。

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石田流創流95周年記念 石田流芸術展を拝見しました。

「いけばな百人一首」をテーマに、松坂屋名古屋店で開催された石田流芸術展を拝見しました。会場で、お家元石田秀翠先生、次期家元石田巳賀先生にご挨拶させていただき、お家元の作品「雲間の月」について、新古今集「秋風に たなびく雲の 絶え間より  もれ出づる月の 影のさやけさ」の解説も伺わせていただきました。

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石田流家元 石田秀翠先生、次期家元 石田巳賀先生と。

 
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家元 石田秀翠先生作品

 
 
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次期家元 石田巳賀先生作品

 
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副家元 石田雅翠先生作品

 
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家元補 石田有賀里先生作品

 

いけばな閑渕流展を拝見しました。

広島県福山市の福山天満屋で開催された閑渕流家元本部主催のいけばな展を拝見しました。会場では、お家元小川閑渕先生、御奥様、副家元小川智子先生にご挨拶させて頂く事ができました。

テーマ「輪になって遊ぼ」にあわせた数々の作品の中、家元、副家元、相談役の作品をスナップで撮らせて頂きましたのでご紹介致します。

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家元作品

 
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副家元作品

 
 
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相談役作品

 

第51回いけばな大阪展

「錦秋」のテーマで12日から17日まで前後期に分かれて57流派640名の会員が出品した「第51回いけばな大阪展」に、嵯峨御流は私も含め33名の全会員が前期、後期に出瓶致しました。

会場は、大丸百貨店 大阪心斎橋北館14階イベントホールにて。10時から20時。17日は16時閉場となります.

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嵯峨御流 後期 46番 辻井ミカ 喜多正洲 田中喜久甫 山田宏甫 春木笑甫 森山幸甫 中尾光甫 高橋真基甫 濱野優甫 伊東美知甫 髙砂由利甫 津国瑞甫 中井元甫 中山妙洲 乾記代甫 内窪耕甫

 
 
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嵯峨御流 前期 46番 <向かって左の作品> 村司辰朗 本田博甫 生野加代甫 日裏昌峰 土畑純峰 黒澤邦甫 三木悦甫 堂山善甫 籾倉富實甫 惠美圭甫 神崎勇甫 <向かって右の作品> 立川紗智甫 松浪順甫 白井陽甫 田辺節甫 小田ひさ甫 吹田晴美甫

 

 


10月9日。大阪市東住吉区役所主催、こども対象の「いけばなパフォーマンス」で一時間のデモンストレーションをさせていただきました。

 

 

三連休の最終日の10月9日、大阪市東住吉区の長居植物園内 花と緑と自然の情報センター2階アトリウムに、40名程の子どもと一般の方々あわせて、100名がお越しになりました。会場は熱帯植物に囲まれた温室のようなところ。私が果たす課題は、華道家がいける、背丈を越える大きな作品をいけあげるところから見てもらう。というものでした。2歳くらいから中学生までくらいの子どもたちが対象でしたので、デモンストレーションでは、まず簡単にいけばなの話をし、いけばなはキレイな花だけでなく植物のいろんな部分を使って造形をします、と前置きして、落羽松の気根とサボテンを土台にしてキリンを作りました。子どもたちに、これ何だと思う?と聞くと、キリン!と言ってくれたので一安心。

次に、生き物はすべて水が無ければ生きていけない、という話から、水の大切さと、その水の循環によって風景が生まれるという話をしました。舞台では大きな景色いけ「深山の景」「野辺の景」をいけながら、子どもたちに、水はどこから生まれるか?と尋ねると、海!山!と、の両方の答えが。その両方とも正解で、山に降った雨は、約300年から500年もの間濾過されて地表へあらわれ、渓流となり山湖を経て湿地、野辺や里山の小川、人里へ降りてきて溜池や人家の庭池にも引かれ、やがてすべての水の流れは河川に集まり海へと注ぎます。海へ流れた水は再び霧や雲になり山へ雨を降らします。日本のどこにでもある風景が、変わらずに美しくありつづけることは、いいかえればこのような長い連続した水の流れが滞らず連綿と流れていなくては、ならないこと。そして、いけばなで、四季折々の自然の風景を見たてて、お家に合うように美しくいけ、余白を水の流れのように表現する景色いけをいけて、自然を好きになって下さいとお話ししました。

日本は、豊かな自然と共に伝統的生活文化が育まれてきた国です。自然を愛する人の心が大切に守ってきた風景を、この小さな子どもたちが引き継いで守り伝えていってほしいと、思いました。

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10月8日。日本いけばな芸術四国展 後期展

日本いけばな芸術四国展が香川県高松市で、開催されました。後期は8日から10日まで。

本華展は初めて行政とタイアップしたイベントとなり、華展はサンポート、高松城趾飛雲閣、栗林公園内、と3箇所に分かれて展示、他にもさまざまなイベントが企画された、町ぐるみの大きなイベントとなりました。

会員の方からスナップ写真を送っていただきましたので、後期の嵯峨御流の作品をご紹介致します。

前期 後期を併せて、嵯峨御流からは、四国の会員及び14司所司所長が全員出品してくださり、23名の出瓶となりました。

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