いけばな嵯峨御流

1月18日。いけばなインターナショナル2018新年会において、嵯峨御流が、デモンストレーションを致しました。~①~

○一作目:「三番叟」
五穀豊穣を祈る神事の舞である三番叟をテーマにで新年を寿ぐ松づくし。
舞台中央に設えた烏帽子には、蛇の目松の雌松と、雄松の黒松。鈴に見立てた桐。赤い彩は千両、南天、ウメモドキ、お多福南天。
左右の松型掛け器には、寿松、大王松、三光松などを背景に、菊、蘭などを飾り、舞の華やかな衣装に見立てた。舞の三番叟では、足を踏みならして地面を固める地固めと、鈴を振りながら種まきの所作があり、その鈴は本来稲穂を意味していたことから、この作品の最後に、初穂を飾った。

 

インターナショナル①

一作目:「三番叟」

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