3月31日・4月1日。嵯峨御流弘友会司所華展創立70周年記念華展「守破離」

うめだ阪急本店9階の「阪急うめだホール」で、嵯峨御流弘友会司所創立70周年記念華展を開催しました。


弘友会司所は、昭和22年、当時総司所華務長・法印 辻井弘洲師の直門ばかりが、 所属の大阪司所から発展分離して創立した司所です。様々な時代の変遷を乗りこえてこられたのは、先輩諸先生・司所会員が一致団結して「和」の心で司所運営に臨まれた賜物です。
今回の華展では、弘友会司所のモットーである「和」の精神を生かし、一つのファミリーだからこそできる<全員で一つのストーリーを描く>また、そのストーリーの中で、<一つ一つの作品が輝く>という事を目指しました。まるで曼荼羅のように全ての作品が繋がって一つの世界を表現するように。

シアターでもあるこの会場は、13mの高さがあり、会場構成は、立体的な展示を心がけて、ご来場の皆様には作品の間を回遊しながらご覧いただけるよう工夫しました。瀬原加奈子様の、畳一畳ほどある紙に力強く書かれた書「守」「破」「離」が掲げられると、会場がピリッと引き締まる思いが致しました。

31日午前11時オープニングは、辻井美穂様による「嵯峨御流の宇宙観と、永遠のいのちの水のめぐり」をテーマにしたパフォーマンスでした。伊東美知甫司所長挨拶、華道総司所理事長伊勢俊雄僧正様のお言葉で開幕となりました。
二日間の会期中、流内外から、またご遠方からもご来場いただき本当にありがたいことでした。会員も、ご友人やご家族と楽しげに会場の花を見ながら語り合っておられ、和気藹々とした雰囲気の会場でした。ご無沙汰していた知人が、花会をきっかけに訪ねて来てくださり、まさしく花のあるところには人から集まり、明るい会話が弾むのだな、と実感致しました。

人の心は、明るくて美しいものに自然と寄ってくるものですね。花のある場所で、花を通じての人と人の御縁が、光と力を生む!いけばな展は展覧会というより、昔ながらの呼び方「花会」という方がふさわしいという気がしました。

 

 

 

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