いけばな嵯峨御流

嵯峨御流東中国地区連絡協議会 いけばな公開講座

平成27年8月23日(日)、東中国地区連絡協議会主催「いけばな公開講座 『 華やかな平安文化の薫りをいける』」が、岡山市 山陽新聞社本社ビル「さん太ホール」で開催されました。サブテーマは『嵯峨・はな・こころ』。東中国地区の7司所(岡山司所 津山司所 美作司所 鶴山司所 新見司所 備中司所 備前司所)からお集まりの受講生でホールは満席でした。地区連絡協議会運営委員長 角南良甫先生のご挨拶に続き、講師紹介(西村強甫学院長と私)があり、講演「いけばなで美しい地球を守る」、デモンストレーションへと進行しました。

 

 
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迎え花として、地区の役員の方がいけられた作品

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いけばなデモンストレーションは3作品。最初は大覚寺大沢池の雰囲気を、葦、蓮、睡蓮、布袋葵などを用い「沼沢の景」で表現しました。続いて、「十二律管」は馬酔木とユリ。最後の「荘厳華」大作は、パンパス・椿・南天・ヤツデ・紫陽花・アンスリウム・胡蝶蘭。荘厳華の為に用意してくださった椿は、大きな木でしたので、舞台上で役枝の部分を枝どりしながら、いけていきました。

 

 

 

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厳しい暑さの中で、花材をいきいきと保つには相当の苦労が要ることですが、役員の先生方のご尽力により、美しい花材を使わせて頂きました。地区の活力に満ち溢れた先生方と接する機会をいただき、私自身の心にも燃えるものがありました。

 

嵯峨御流のいけばなが伝える、命の大切さと世界平和の願い、そして人々にしあわせを広げること。このテーマを持って、宝物が一杯詰まった嵯峨御流のお花を、これからもより多くの方々に知って頂くため、皆様と一緒に前進してまいりたいと思います。

 

 

 

 

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