いけばな嵯峨御流

11月11日。華道総司所で、「遊花一日秋期大学」が開催されました。

11月11日。華道総司所で、「遊花一日秋期大学」が開催されました。開校式で、黒沢全紹門跡猊下の御垂示の後、私から皆様に一言ご挨拶をさせていただきました。丁度、大覚寺は嵯峨菊展が開催されており、紅葉も早まって、今日は境内が一段と美しく彩られています。今月は、アメリカから二人の方々が、大覚寺に参籠していけばなを勉強するために来日されますが、外国の方にとっても、この大覚寺の歴史とともに伝承されて来た嵯峨御流の花を、お寺の背景の中で体感される事で、一層理解が深まって行かれるようです。今日は、全国109司所の中からこうして有志の方がお集まり下さいましたが、今日のために庄司信洲先生はじめ、助講師の青野直甫先生、谷田緑甫先生が。玄関や廊下にも沢山の作例をいけて展示してくださっています。充実した一日でありますようお互いに感謝の心でお過ごしくださいと、申し上げました。

デモンストレーション講師は庄司信洲先生 いけばな文化綜合研究所相談役。

この日のテーマは「文人華・寓意の花の理美を学ぶ」です。デモンストレーションでは、画題「黄甲伝芦」「金玉百子」「奇巌瑞霊」など。午後の実技は「黄花朱実」でした。

文人華で学ぶことは、植物の文化史、寓意の世界と、それを理解する自分自身の教養。文人華の研究のみならず、古美術にもお詳しい庄司先生から、皆様は沢山の学びを頂かれ、「遊花一日」を過ごされた事と思います。

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