11月11日。三千院門跡で梶井宮御流 秋季華道展を拝見しました。
11月11日、三千院門跡で開催されている梶井宮御流の華展を拝見させていただきました。この時期は朝8:30から開門されており、藤原素朝お家元にもお目にかかれて、ご挨拶させて頂くことができました。
三千院門跡のある大原の里は、自然と人の暮らしが溶け合って、しっとりとした美しさがあり、詩情を呼び起こされる風情ある里でした。特に、今年は紅葉が殊の外早く訪れたようで、三千院門跡までの道すがら、紅葉狩りを楽しませて頂きました。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
11月11日、三千院門跡で開催されている梶井宮御流の華展を拝見させていただきました。この時期は朝8:30から開門されており、藤原素朝お家元にもお目にかかれて、ご挨拶させて頂くことができました。
三千院門跡のある大原の里は、自然と人の暮らしが溶け合って、しっとりとした美しさがあり、詩情を呼び起こされる風情ある里でした。特に、今年は紅葉が殊の外早く訪れたようで、三千院門跡までの道すがら、紅葉狩りを楽しませて頂きました。
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嵯峨御流Washington D.C.支部長 Bruce Wilson先生のお弟子さんであるMs.Jean Riegさんが、大覚寺に参籠され、4日間 お寺の規律に従い毎朝勤行から始まる宿坊生活の中で、お花の勉強をされています。
昨年10月、いけばなインターナショナル最古参のWashington D.C.支部創立60周年記念行事に、私がデモンストレーターとして招聘を受けた時に、Jeanさんは私共の「景色いけ」ワークショップを受講されましたので、面識もあり、この度の訪問に繋がったという事です。
この度のJeanさんのお稽古は、アメリカのデモの際に助講を務めてくださった島満甫先生がご担当くださることになり、初日7日は盛花と瓶花、8日は生花、と個人レッスンで充実したお稽古をなさっておられます。
大覚寺は11月中、嵯峨菊が展示されていて殊のほか、雅な雰囲気。少しご案内した際に、境内の美しさに感動されていました。
海外の方々にも、ぜひこの度のように、大覚寺にお越しいただければ、お寺の歴史や背景とともにある嵯峨の花の魅力が実感して頂けると思いました。
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生田神社会館に於いて、知香流創流90周年華展が開催されました。ご盛会で大勢の方がお見えの会場で、お家元成瀬香泉先生、ご宗家 成瀬香梅先生にご挨拶させていただくことができました。 お流儀の、盛花や盛物を中心に、大作や、煎茶席の床飾りも拝見させて頂きました。
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10月19日、念願の「空也の滝」へ連れて行って頂きました。
空也の滝は、京都の愛宕山の麓にあります。嵯峨御流の景色いけ「高雄の景」で表現されている清滝川に沿って、高雄方面へ進み、月輪寺の分岐点からは渓流に沿って少し山道を歩くと、やがて朱色の鳥居にたどり着きます。ゴオオ という音とともに目の前に現れるのが、空也の滝。平安時代の空也上人の修行の地と伝えられる場所です。山の空気を体いっぱいに感じながら、岩窟に据えられた不動明王像を拝み、神聖な滝の飛沫を浴びて、心身ともに新しくなったようなエネルギーが湧いてまいりました。これから忙しい年末年始の諸行事に向かって、誠心誠意をもって全力で臨もう、そのような気持ちになれた、有難いトレッキングでした。
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テーマ「れん」。11月3日、4日。10時から18時。
京都精華大学キャンパス内で開催された学園祭で、毎年同好会の華展を開催されておられ、今回私は初めて拝見することができました。同好会には、現役、卒業生、学生精華大学教授や職員のかたも在籍されているそうです。
作品はコーナーごとにレイアウトに変化があり、一室に1作品の部屋はライティングの効果も相まって一作で充分な存在感。ギャラリーの場を生かした会場構成に、いけばなと、器、空間、場の気配まで含めて、凛とした素晴らしい華展でした。
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JRトワイライトエクスプレス瑞風車内のラウンジには、日本いけばな芸術協会理事のいけばなが飾られています。10月18日、10月28日の花を、私が担当させていただきました。
以前の作品は、こちらをご覧ください。
JRの「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」に、日本いけばな芸術協会理事がいけばな展示を担当しています。
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11月1日から30日まで、大覚寺では境内に数百鉢の嵯峨菊が飾られます。 嵯峨菊は、嵯峨菊会の皆様によって育てられている、大覚寺門外不出の菊です。11月の一ヶ月間、数百鉢の嵯峨菊が大覚寺境内を彩り、その姿は気品高く、仕立て方には七(天).五(人).三(地)の咲かせ方と四季を表す葉の育て方が口伝されています。お堂の中から見て丁度美しい寸法にそろえられた嵯峨菊の中を歩かれれば、いにしえの王朝気分に浸れることと思います。
嵯峨菊は、4種類。それぞれ季節を表す名前が付けられています。
御所の春・・・紅菊(春)
御所錦 ・・・赤菊(夏)
御所の秋・・・黄菊(秋)
御所の雪・・・白菊(冬)
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