平安神宮献花会。嵯峨御流の出品作品。
5月8日。今年の一番花を仏様にお供えします。

靖国神社に嵯峨御流が献花をさせていただいています。
靖国神社では、拝殿前の華席で、献華協会に属する流派によるいけばなが献華されています。
5月3日~5月9日は「嵯峨御流」による献華です。嵯峨御流の、関東に拠点を置く司所の先生方が出品してくださっています。
完成した作品のお写真を、挿花された先生からいただきましたので、ご紹介いたします。
まだいけこみ中の作品は撮影できておりませんので、悪しからず。
4月11日から13日まで、嵯峨御流華道祭が開催されました。
全国104司所及び海外司所/支部の作品が華道芸術学院2階と供待に一堂に並び壮観です。また、華道役職席として、嵯峨寮一階と宸殿をはじめとしたお堂の随所に嵯峨御流の代表的な作品が飾られました。学院一階には今年もいけばな体験会場を設け、多くの方々にご来場いただきましたこと、大変嬉しく存じます。
13日の嵯峨天皇奉献花式は、播南司所が担当され、清々しい雰囲気の中、恙無く厳かに式典が行われました。
三日間を通して五大堂と茶室「望雲亭」で茶席がかけられて、桜の花びらが舞い散る中での優雅な茶席は夢のような美しさであります。
さて、来年は大覚寺は寺号勅許1150年を迎えられます。華道祭も趣向を凝らして開催される予定ですので、ぜひ来年もお越しくださいませ。
日本橋高島屋で開催される、「第58回日本いけばな芸術展」。5月21日(水)から26日(月)まで、一次、二次、三次展と2日ずつの開催となります。
わたくしは三次展25日・26日の両日出品します。嵯峨御流としては、一次展5名5席、二次展3名3席、三次展6名6席の出品となります。
ぜひご高覧くださいませ。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_35326/
「第20回世界バラ会議福山大会2025」に出演します
5月17日(土)から19日(月)まで、福山通運ローズアリーナで開催される「第20回世界バラ会議福山大会2025」のエントランスに、バラを用いた和の大作をいけます。そして、17日の初日11時から11時40分まで、フラワーアーティスト曽我部 翔様と、ロースエキスポ総合プロデューサー白砂伸夫様とのデザイナーズトークにも出演します。
詳細はこちらの公式ホームページをご覧くださいませ。
https://wrc2025fukuyama.jp/roseexpo_event/5645/#post2
<花を通じての友好>
<Friendship through flowers>
をモットーに活動されている「いけばなインターナショナル」主催の、5年に一度日本で開催される世界大会が、4月25日から28日まで、国立京都国際会館で開催されました。名誉総裁高円宮妃久子殿下ご臨席のもと、メインイベントのデモンストレーションが26日、27日の両日に行われました。26日には小原流、一葉式いけばな、池坊。27日は龍生派、嵯峨御流、未生流、草月流。
嵯峨御流は、「大覚寺の四季」をテーマにした4作品。そして5作めは僧侶の声明 散華の中で荘厳華をいけました。
夏は、御殿川に蛍が飛び交う風景を、枕草子 ”夏は夜 月の頃はさらなり。闇もなお 螢の多く飛びちがひたる”を引用して描きました。
秋は、大沢池の池畔の室内から、秋の満月を臨む情景を、花衣桁を用いて表しました。
冬は、雪持ちの松をいけ、床の間に見立てた花衣桁に卯杖や桧扇を掛けてお正月飾りとしました。
春は、平安時代 嵯峨天皇の離宮「嵯峨院」の庭が今も現存する、最古の庭園池「大沢池」の桜の風景で表現しました。
最後に、声明と散華で浄められた舞台に荘厳華。荘厳華の中央に五大陸を象徴して五色の牡丹を挿し、様々な異なる文化の融合と平和の実現を願いました。
華展会場の嵯峨御流席には、華道総裁 山川龍舟門跡猊下の作品として、十二律管に松と桜をいけています。
この度の世界大会には、世界44カ国の国と地域140以上の支部に所属する6,500名の会員の中から約1100名の方が来日され、また嵯峨御流のデモンストレーションには、会員に加えてビジターとして330名あまりの方がご参加下さりデモンストレーションをご覧いただきました。また、28日には会員対象のツアーで、大覚寺へ約100名の方がお越しになっています。
デモの写真は撮れませんでしたので、この期間中のたくさんの行事の折々に撮っていただいたお写真をランダムにご紹介し、雰囲気だけお伝えできればと思います。
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今回のために作成した、嵯峨御流のパンフレット
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嵯峨御流総裁 山川龍舟門跡猊下
十二律管
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大覚寺ツアー
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