いけばな嵯峨御流

令和3年5月号 いけばな通信:全国司所活動

日本全国各司所のさまざまな活動をご紹介します。

日本いけばな芸術協会

いけばな褒賞杯を授与

日本いけばな芸術協会では、永年にわたるいけばな芸術の普及と発展に貢献した会員にいけばな褒賞杯が授与されており、この度嵯峨御流から5名が受賞しました。例年、常陸宮邸で授賞式が行われ、名誉総裁の常陸宮妃華子さまより銀杯を授かりますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止となり、それぞれ受賞者に郵送されました。

嵯峨御流の受賞者は次の通りです。

来田 仙甫(三重司所)

岡田 脩克(和歌山司所)

吉田 泰巳(北播司所)

石田 恒甫(広島芸南司所)

飯沢 愛甫

京都地区連絡協議会

 

11月19日~23日、京都御所特別公開「宮廷文化の紹介」が開催され、嵯峨御流、御室流、月輪未生流が御所内の回廊に作品を展示しました。

関東地区連絡協議会

 

靖国神社新年特別献華が12月30日~1月8日、同神社境内で行われ、神奈川司所が献華しました。期間中、多くの参拝者に好評を博しました。

沖縄司所

 

沖縄県名護市の同市役所に諸流派が持ち回りで作品を展示していますが、9月14日に嵯峨御流が担当し、比嘉康甫師範が「3密の1つ密集をさけて」のテーマで挿花しました。

司所長/比嘉康甫

みなと司所

 

11月3日、神戸市の自治会館で文化祭が開催され、財部照甫師範が指導するサークルが参加しました。「花に癒された」との言葉をいただくなど、地域の方々に喜んでいただきました。

司所長/前田保甫

北九州司所

 

八幡西華道連盟主催の「秋のいけばな展」が11月21、22の両日、福岡県北九州市の黒崎市民ギャラリーで開催され、当流は7名が出瓶しました。

司所長/植田規容月

北播司所

 

長年司所研究会の会場で西脇市民会館を利用していましたが、この度改築移転することとなりました。最後の催しとして11月22、23の両日、西脇市いけばな協会主催のいけばな展が開催され、当流は12名が出瓶しました。

司所長/白川恵甫

京都華道会司所

 

11月29日、大阪府枚方市のひらかた京町家で中西千里甫社中が作品発表会を催しました。日頃の稽古の成果を発表し、観覧の方にも楽しんでいただきました

司所長/江本浩甫

京都司所

 

12月1、2の両日、京都市の京都精華大学本館ギャラリーで、小滝悦甫師範が指導する同大学華道同好会の第23回華展「ひかり 華をいけ、未来に繋ぐ」が開催されました。

司所長/名村裕喜甫

富山司所

 

秋を彩る北日本いけばな展が12月5、6の両日、富山県魚津市の新川文化ホールで開催され、当司所から4名が出瓶しました。また、井出嘉津師範が富山県文化功労賞を受賞し、9月19日に富山県民会館ホールで表彰式が行われました。

司所長/田中悦甫

米子司所

 

12月16~30日、鳥取県米子市のANAクラウンプラザホテル米子のロビーに作品を挿花しました。クリスマスをイメージして着色した松毬などを用いて明るい色合いにいけあげました。

司所長/景山弓甫

福岡司所

 

12月27日、福岡市の三苫公民館で田中政甫師範がいけばなを指導しました。「お正月をいける」のテーマで15名が参加し、最後に終了証が手渡されました。

司所長/大山茂峰

平安司所

 

12月29日から1月5日まで、京都市のJR京都駅でジャパンスピリッツin京都が開催されました。嵯峨御流は当司所から垣花悦甫師範が参加し、新型コロナウイルス収束の願いを込めて日の出をイメージした作品を挿花しました。

司所長/長谷川明洲

神奈川司所

 

司所研究会会場として使用している横浜市の宝蔵院の依頼で、毎年本堂に正月花を挿花しています。

司所長/和田嘉甫

 

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