7月15日から17日まで、京都市内で四条通り南側、四条花見小路の角から西へ三軒目の「萩月」さんのウィンドーに祇園祭の花をいけています。
11時から18時まで、ご覧いただけます。お店が閉店しますとシャッターを下ろされるのでご覧いただけません。
お祭りにお越しの際には、ぜひちょっと覗いてくださいませ。
この3日間は、四条通りの南北、烏丸通りから東山通にいたるまでの30箇所ほどのお店に京都いけばな協会の華道家の作品がいけられています。


7月15日。大沢池に自生する古代蓮「名古曽」が開花しました。まさに、今日は小暑の二候<蓮始(はすはじめてはなさく)>の季節。このピンクの蓮は天神島と菊ヶ島の間に咲いています。天神島には、名古曽橋がかかり、名古曽の滝跡へと誘われる道へと続いています。白蓮はお寺様が随分前に植えられたもので、立派に大きく育ちました。
蓮を見ながら、天皇様のお庭でゆったりと過ごせる幸せ、眼福です。良きもの美しいものを見、触れることが創造の力の源になります。
可愛い と 狂気。
好きです。

毎年<8月6日にひろしまで花をいける>活動を続けておられる事に敬意を表します。第二次世界大戦の終結から80年を迎える今年は、世界平和の大切さを改めて認識する機会であると思います。
今、共に「花をいける」ことができる感謝とともに。
大覚寺 観月の夕べ。10月4日(土)から6日(月)17:30から21:00(入場は20:30まで)
平安時代の遺構、現存する最古の庭園池にして日本三大名月鑑賞地である大沢池に映る月を賞でる、雅な催しです。3日間とも19:00から満月法会が月を望む祭壇で執り行われ、続いてご法話があり、また特別に10月5日のご法話の後には、佐藤和哉氏が篠笛を聞かせてくださいます。

祇園祭いけばな展。7月15日から17日、四条通りの商店街で花をいけます。
祇園祭の7月15日から17日まで3日間、四条通の烏丸から東山通までの約30店舗に京都いけばな協会加入の流派代表者がお祭りの花を生けます。どの店にいけるかは抽選により、わたくしは今年は「京都祇園 萩月(しゅうげつ)」さんのウィンドーを飾らせていただくことになりました。萩月さんの開店時間は11時から18時までです。
お祭り見物方々ご覧いただけましたら幸いです。
お店の情報
「京都祇園 萩月」
住 所 〒605-0074
京都市東山区祇園町南側573-7
電 話 075-561-6000
フリーダイヤル 0120-66-5124
アクセス
阪急「京都河原町」から八坂神社方面へ徒歩約10分。
京阪「祇園四条」から八坂神社方面へ徒歩約8分。
マップ
四条花見小路から西へ三軒目です。
嵯峨御流オリジナル花器「きざはし」 制作現場を拝見
嵯峨御流オリジナル花器「きざはし」を作ってくださっている窯元を訪ねました。きざはしの、特に口縁部は一つ一つ専門の職人さんが手作業で丁寧に仕上げておられる現場を拝見して、器が凛々しい印象となる決め手は、こうした心入れと技術にあると感じた次第です。手作業ゆえに完成に時間がかかるのもうなづけました。現在、順次、全国の嵯峨御流司所においてきざはしを使った研究会を企画してもらっているところです。
きざはし
もともと二ヶ所を繋ぐ意味のある言葉で、今では階段の意味につかわれています。2ヶ所を繋いで前進する、ひいてはいけばなの伝統を未来へつなぐ、という願いも込めています。
6月15日「弘法大師 御誕生祭」
宝亀五(774)年にお生まれになったお大師様(弘法大師)の誕生をお祝いする法会です。
この日、嵯峨伝灯学院で御修行中の3名の院生の方が、いけばなの授業で習得された作品を、各々の書と共に飾られます。
いずれの作品も凛として麗しく、お堂の空気も一層瑞々しく感じられました。

日本いけばな懇話会
今回の総会は名古屋で開催され、関東/関西から会員が参集しました。
全員でヤマザキマザック美術館を見学し、素晴らしいコレクションを拝見できて、美しい色彩、構図、また美術館のホスピタリティも素晴らしい!大いに刺激を受けました。
この美術館の特徴は、18世紀から20世紀に至るフランス美術300年の流れが一望できるコレクションで構成されていること、また、アール・ヌーヴォーのガラス工芸品、家具も展示されていることです。
まだご存知ない方、ぜひ訪れてみられると良いと思います。
名古屋の地下鉄東山線「新栄町」に直結しています。