いけばな嵯峨御流

令和4年11月号 いけばな通信:全国司所活動

日本全国各司所のさまざまな活動をご紹介します。

備後司所


広島県福山市の備後一宮吉備津神社では、令和2年2月から同4年4月にかけて、50年ぶりに国の重要文化財である本殿の檜皮葺屋根の全面葺き替えや柱、千鳥破風の塗装などの大規模改修が行われ、再建当時の輝きがよみがえりました。4月22日から5月8日までの遷座祭、奉祝奉幣祭の斎行にあたり、当司所から千葉信甫、唐川幸治両師範が献華しました。

司所長/唐川幸治

沖縄司所

 

沖縄県の地方新聞『沖縄タイムス』を発行している沖縄タイムス本社ビルの受付と役員室に5月15日から20日まで、比嘉康甫、大城敏甫両師範がテーマ「梅雨のなかやすみ」を伊集の花で表現しました。

司所長/比嘉康甫

愛知岡崎、名古屋、岐阜、三重、敷寿会司所

 

第47回中日いけばな芸術展が5月11日から16日までの6日間、「あふれる生命の力、夢の祭典」をテーマに前中後の3期に分けて、名古屋市の松坂屋名古屋店本館7階大催事場で51流派が参加して開催され、コロナ禍にもかかわらず11,827名の鑑賞者を迎え、盛況のうちに終了しました。当流からは5司所が出瓶し、来場者の方々だけでなく挿花者からも「心が癒される」との声を耳にし、あらためて花の力に感謝する華展となりました。

合同記

池田司所

 

「三好市文化まつり」が6月4、5の両日、3年ぶりに徳島県三好市の中央公民館で開催され、久しぶりの華展とあって楽しんで挿花しました。6月6日が「いけばなの日」であることから、希望と平和を願って、向日葵(ひまわり)を用いたいけばな体験も行い、会場は和やかな雰囲気に包まれた2日間となりました。

司所長/上西紀甫

東京、東京公友会司所

 

東京都港区の高野山東京別院で青葉まつりが開催され、6月15から17日まで、2司所で本堂に作品を献華しました。

合同記

平安司所

 

京都市の総本山智積院で6月15日、弘法大師のご生誕をお祝いする「青葉まつり」が催され、平安司所が献華式を執り行いました。昨年同様に人数を制限しての出仕でしたが、改装された美しい金堂で厳かに朝鮮槙のお生花をご奉納させていただきました。

司所長/島満甫

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