いけばな嵯峨御流

令和4年9月号 いけばな通信:全国司所活動

日本全国各司所のさまざまな活動をご紹介します。

北陸司所

 

石川県野々市市の花木であるツバキの魅力を伝える「花と緑ののいち椿(つばき)まつり」が3月12、13の両日、野々市市文化会館フォルテで開催され、当流から3名の師範が自宅の椿を用いた作品を出瓶しました。

司所長/村陽甫

敷寿会司所

 

津市のアストプラザで3月19日から21日までの3日間、白井孝甫師範と社中の生徒による第9回白寿会作品発表会が開催されました。今年もコロナ禍の中、多くの方の華展を観賞いただき、好評を博しました。

司所長/岩崎美恵甫

北九州司所

 

大分市のトキハ本店で3月31日から4月5日までの6日間、第47回大分合同諸流いけばな展が前、中、後期に分かれて開催され、県内11流派が約260点を展示。当流からは3名が出瓶し、好評を博しました。

司所長/植田規容月

高知司所

 

高知市の高知城で4月1日から3日までの3日間、春の夜の高知城を彩る恒例イベント「~和で綴(つづ)る花と灯り~高知城花回廊」が高知市観光協会の主催で開催されました。県内15流派が参加し、当流は7名で大作を挿花しました。

司所長/武政雅甫

三重、敷寿会、嵯峨睦会司所

 

鈴鹿市芸術文化協会祭での第29回いけばな作品展が3月19、20の両日、三重県鈴鹿市の文化会館でコロナ禍の中、2年ぶりに規模を縮小して開催されました。9流派72作が展示され、当流からは三重司所13名、敷寿会司所13名、嵯峨睦会司所7名が出瓶。出品者も来場者も共に笑顔で終えることができました。

合同記

平安、京都華道会、京都、宇治司所

 

京都市の大丸京都店6階「大丸ミュージアム〈京都〉」で4月7日から12日までの6日間、第73回華道京展が前後期に分けて、コロナ禍の影響で3年ぶりに開催されました。京都いけばな協会の30流派182名が出瓶する中、当流からは垣花悦甫、井尻順甫、児嶋知代甫、小滝悦甫、田伏澄甫、堀井節甫の6師範が前期に出品しました。「花と遊ぶ」をテーマに、花をいけることで心を解き放し、自然の命を輝きに、花と遊ぶ時を楽しみました。来場者も多く、久しぶりに明るい心の豊かさを取り戻すことができました。

合同記

福岡、久留米、熊本司所

 

日本いけばな芸術協会の創立55周年日本いけばな芸術九州展が4月13日から18日までの6日間、前後期に分けて、16年ぶりに熊本市の鶴屋百貨店東館7階「鶴屋ホール」で開催されました。「強く、美しく。九州で夢ひらく。」のテーマで218席が展示され、当流からは福岡、久留米、熊本の各司所より15名が出瓶しました。

合同記

山形司所

 

山形市のJR山形駅のコンコースに4月9日から16日までの8日間、吉田美和甫師範が作品を展示し、訪れる方々に楽しんでいただきました。期間中、市内の桜が満開となり、初夏を思わせる陽気に多くの人出で賑わいました。

司所長/安孫子律甫

高知司所

 

高知県華道協和会主催の春のいけばな展が4月22日から25日までの4日間、高知市の高知大丸本館5階特設会場で前後期に分けて開催されました。17流派が参加し、当流からは4名が出甁しました。

司所長/武政雅甫

平安司所

 

京都市の平安神宮奉祝献花大祭に合わせて4月14日から16日までの3日間、奉祝献花展が境内の額殿で行われました。24流派の作品が展示され、当流からは垣花悦甫師範が出瓶しました。静かな会場でゆったりと各流派の特徴ある作品を楽しんでいただきました。

司所長/島満甫

北陸、能登司所

 

新型コロナの影響で3年ぶりに「第23回書花茶 春の北國特選会」が4月15日から17日までの3日間、石川県七尾市の矢田郷地区コミュニティセンターで開催されました。花の部には8流派71名が出品し、当流からは8名が出瓶しました。能登地域最大の合同展に春の訪れを感じながら、優雅なひとときを過ごしました。

合同記

東京、東京公友会司所

 

東京都港区の高野山東京別院で4月24日、合同研究会を開催し、本年度派遣講師の濱野優甫教授にデモンストレーションを披露していただき、有意義な一日となりました。

また、合同研究会に先立ち、両司所がそれぞれ令和4年度総会を開催しました。

合同記

富山司所

 

富山県高岡市の伏木コミュニティセンターで4月24日、第69回富山司所総会および献華式を行いました。緊張の中、厳かに献華式が執り行われ、総会議案も無事可決され、役員一同、心新たに司所の行事に取り組んでいくことを誓いました。

司所長/田中悦甫

親和司所

 

大阪市のアネックスパル法円坂なにわのみやホールで4月24日、令和4年度師範総会を開催し、3年度事業、会計決算、会計監査の報告があり、続いて4年度事業計画案、会計予算案が出席者一同の承認を得、議事を終了。その後、長寿者の表彰役員(庶務係)交代の紹介、研究会派遣講師の発表がありました。本年度も新年祝賀会などの行事を通じて会員一同の更なる精進を願いつつ総会を終えました。

司所長/稲田秀甫

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