いけばな嵯峨御流

「花は生きている」

家に誰かがいて、自分が出かけるときに「行ってらっしゃいませ」と声をかけてくれるだけで心はあたたかくなる。家に帰ったら「お帰りなさいませ」と声が聞こえてきたら、それだけでホッとする。 花は生きている。...
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一日一華。4月30日。

景色いけ「沼沢の景」を、正寝殿の腰障子に描かれた沢瀉(オモダカ)の前にいける。 沢瀉の絵を見ていて、大覚寺の祭として始まった「嵯峨祭」の「沢瀉鉾」の事を思い出しました。今年は、450年以上の歴史...
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一日一華。4月28日。

大覚寺 村雨の廊下にて。 5月6日までは、僧侶の方々のみがお通りになる場所であることから、花の取り合わせは、濃紫と白にしました。 かさねの色目「紫の薄様」に想いをいれて。紫の薄様とは、平安時代の女...
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一日一華。4月27日。

大覚寺明智陣屋にて。 ここはもと明智光秀の陣屋が大覚寺に移築されたもの。コロナウィルスの緊急事態宣言のもと5月6日までは閉門されて、昼でも暗い。 しかしながら、寺内では少数の方々が交代でお寺と総司...
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「花は生きている」

タイトルは、辻井弘洲の遺語の一節です。 花は生きている 花から話しかけられることもあれば 花と語りあうこともできる 花を生けるとは 花の持つもっとも美しい和合の姿を見出すこと である こ...
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