いけばな嵯峨御流

YouTubeライブで配信された「いけばなインターナショナルオンライン新年の集い」

日本時間2月5日、夜8時からYouTubeライブで世界50ヶ国以上140余支部に向けて、一般社団法人「いけばなインターナショナル」本部主催の「新年の集い」が開催されました。名誉総裁高円宮妃久子殿下のメッセージ、9流派家元の作品及びメッセージの他、世界各支部からの活動のスライドショーなどが映されました。

当日の約一時間のYouTubeライブは会員限定でしたので映像はご紹介できないのですが、世界中のいけばなを愛する人々の活動の様子を拝見していると、皆様とびきりの笑顔で、その国独自の植物や個性を生かしたいけばなを楽しまれています。そして、いけた花が場を輝かせ人々を喜びで包み、さらに花を見てくれた人が喜んでいる姿を見て、いけた自分も嬉しい!そういう<喜びの連鎖>が生まれることもいけばなの良いところなのだと感じました。

そして、世界の人々と、このライブを通して同時につながっているなんて、すごいことだと思いました。プログラム進行もタイミングも素晴らしく、楽しくてあっという間の一時間、この会を企画し実行された本部役員の方々の並々ならぬご配慮ご尽力の賜物だと敬服致します。
https://ikebanahq.org/about-us

 

このブログでご紹介する写真は、嵯峨御流からのメッセージとして、大覚寺紅梅の間で撮影させて頂いたビデオメッセージの1カット、ご挨拶の内容(2分以内とのことでしたので)は次の通りです。

「I.I.メンバーの皆様へ、新年のご挨拶」

         嵯峨御流 華務長 辻󠄀井ミカ

Happy New Year.

I believe that ikebana comforts sad feeling when one is sad, or makes joy greater when one is happy, anytime, anywhere all over the world.

I hope a number of people who love ikebana increase, respect each other, and realize a peaceful world under a motto of “Friendship through Flowers”.

I wish all I.I. members the best of luck and health.

Thank you.

あけましておめでとうございます。いけばなは世界のどこでも誰にとっても悲しい時の慰めであり、嬉しい時の喜びをさらに大きくしてくれる存在です。いけばなを愛する人々の輪が広がり、お互いをやさしく受け入れ理解し合い、「花を通じての友好の輪」が広がって、平和な世界が実現出来るよう、願っています。いけばなインターナショナルの会員の皆様のご健勝をお祈り致します。

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