いけばな嵯峨御流

岸和田司所 特別研究会

いけばな通信

 新年第1回目の岸和田司所研究会を令和6年1月21日、華道芸術学院の村上巨樹学院長をお迎えして、新春にふさわしい水仙の基礎と応用を勉強しました。村上先生は水仙のねじれ直しと曲をつけるのを一度で済まされ、その熟練された技に会員一同感嘆し、目を見張りました。まるで手品を見ているような不思議な感じでした。先生はその技を何度も何度も実演しながら私たちに教えてくださいました。また、水仙の異名である「玉骨」は、竹坡詩話からわかりやすく教えていただきました。新しい知識を得て、技の習得を目標に掲げ実践し、終始活気ある充実した時間を過ごしました。

司所長/中野千秋甫

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