いけばな嵯峨御流

令和6年御題花発表会を開催しました。

いけばな通信

令和6年御題花発表会を華道芸術学院で9月26日、開催しました。

嵯峨御流では毎年、天皇陛下がお催しになる歌会「歌会始」の御題にちなんだ「御題花」と「御題花器」を華務長が創作しています。辻󠄀井ミカ華務長が当流における御題花の歴史や由来を解説され、来年の御題「和」の花器と御題花を発表し、御題花器を用いて7作品を様々な花態でいけられました。

発表会には、総司所名誉職の先生方や全国の司所長、学院主任教授など約100名の先生方が参加されました。

今回の花器は純粋さを示す白釉、いけ口と全体のフォルムが同心円になっており、「和」の心が波紋のように広がり続けることへの願いが込められています。

 

 

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