東京司所 野外研究会 ~松めぐりと季の花菖蒲~
梅雨入り前の6月8日、久方ぶりに野外研究会〜松めぐりと季の花菖蒲〜を行いました。
江戸川区にある星住山善養寺を訪ね、ご住職より、かつて善養寺が旧嵯峨御所ゆかりの御用寺であったことや、「星住山」という山号のいわれなどのご法話をいただいた後、境内にある国指定の天然記念物「影向の松」を拝覧し、樹齢600年といわれるその荘厳な姿に誰もが感動しました。続いて、柴又帝釈天 題経寺の「瑞龍の松」の見事な枝ぶりや回廊式庭園を拝観、帝釈天参道で食事や買い物も楽しんだ後、堀切菖蒲園にて、丁度見頃の江戸花菖蒲を鑑賞しました。お天気にも恵まれ、貴重な体験と学びが得られた有意義な野外研究会となりました。
司所長/吉野雅甫