いけばな嵯峨御流

令和8年御題花発表会を開催しました。

いけばな通信

令和8年御題花発表会を華道芸術学院で9月25日、開催しました。

嵯峨御流では毎年、天皇陛下がお催しになる歌会「歌会始」の御題にちなんだ「御題花」と「御題花器」を華務長が創作しています。辻󠄀井ミカ華務長が当流における御題花の歴史や由来を解説され、来年の御題「明」の花器と御題花を発表し、御題花器を用いて7作品を様々な花態でいけられました。

発表会には、総司所名誉職の先生方や全国の司所長、学院主任教授など約100名の先生方が参加されました。

今回の花器は「明」という漢字から発想を得て作られ、太陽と月が並び立つ黎明の空の色を映したような紫に輝く釉薬は、華やかでありつつも禁色の威厳を秘めています。

 

 

 

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