いけばな嵯峨御流

戊戌開封法会が始まりました。そして華道祭。

いけばな通信

平成30年10月、ついに嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年 戊戌開封法会が始まりました。

1200年前の平安時代に都で大飢饉による疫病が流行った際、当時の天皇であられた嵯峨天皇は、弘法大師のお勧めにより、国民の安泰を心から願い御写経をなされました。
奉安された年が弘仁九年(818)の戊戌(つちのえ・いぬ、ぼじゅつ)の年であったことから、以来60年に一度、戊戌の年に大覚寺ではその御写経を開封し、天下泰平をお祈りする伝統儀式である「戊戌開封法会」が執り行われています。

 

10月1日には開白法会が厳修され、嵯峨天皇宸翰勅封般若心経が開封されました。

そして10月1日から8日までは、『二十一座般若心経法』毎日が執り行われており、大覚寺に全国各地より沢山の方々がお参りにこられております。

 

 

そして10月12日(金)~14日(日)からは「悠久の流れ」をテーマにいよいよ華道祭が始まります。

華道祭では嵯峨御流の全国108司所の奉献花作品、役職者や全国17地区連絡協議会によるいけばな作品などが飾られる華展が行われたり、望雲亭などにお茶席が設けられ、お茶を楽しむこともできます。また、大沢池周辺には模擬店も出店予定となっております。

こちらもご覧ください。

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もちろん嵯峨天皇宸翰般若心経もお参りいただけますので、ご家族やご友人等お誘いあわせの上、是非ご参拝下さいませ。

 

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