平成30年度 嵯峨天皇奉献華道祭~悠久の流れ~

嵯峨通信

いけばな嵯峨御流創流1200年記念嵯峨天皇奉献華道祭が、「悠久の流れ」をテーマに、嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年戊戌開封法会に合わせ、今年度は10月12日から14日の3日間に開催されました。

初日には10月1日の開白法会に続き、高円宮妃久子殿下並びに高円宮絢子女王殿下にお成りいただき、心経前殿にて献香を賜った後、華展を御巡覧いただきました。

 

午後からは両殿下ご臨席のもと、ホテルグランヴィア京都におきまして、いけばな嵯峨御流創流1200年記念祝典が厳かに執り行われました。

式典ではまず、大覚寺並びにいけばな嵯峨御流のプロモーション映像「嵯峨天皇の大御心を伝えて1200年」が放映され、次に伊勢俊雄理事長により開式言上が述べられました。

こちらのプロモーション映像は戊戌期間中、大覚寺の孔雀の間にて公開中ですので、是非ご覧いただけたらと思います。

 

また、月刊「嵯峨」に連載されておりました記念小説「新嵯峨野物語」が、この度単行本として刊行されることとなり、その作家・脚本家である藤川桂介先生への感謝状・花束贈呈が行われ、本書のご披露と共に大きな拍手が送られました。

その後、辻󠄀井華務長と華道執行部による朱色の御所車への記念挿花が弦楽四重奏による演奏をバックに行われました。

 

そして、この祝典に際し、高円宮妃久子殿下より御言葉を頂戴し、西脇隆俊京都府知事の乾杯発声で祝宴となりました。

 

 

 大覚寺では13日に物故師範慰霊法会、13日と14日には、正寝殿で法印、権法印、傘寿祝の親授式が、心経前殿では称号や特別階級、正教授の授与式、申請表彰が執り行われました。また、華道芸術学院内ではいけばな体験が開催され、両日ともに多くの方々にご参加いただきました。

 

14日には、真言宗犬鳴派管長・東條仁哲大僧正猊下を護摩大導師にお迎えし、犬鳴山行者の皆様ご出仕のもと、いけばな嵯峨御流創流1200年を記念した大柴灯護摩祈願法会が厳修されました。

 

本年の華道祭では全国の司所や役職者による作品の他、全国17地区連絡協議会による作品もあり、160を超えるいけばな作品が挿花されました。この3日間は天候にも恵まれ、例年とは違う10月の開催ということもあり、暖かい気候の中、秋の花材を使用した作品が多くみられました。境内に多くのいけばな作品が展示され、望雲亭、華道芸術学院内に茶席を設け、訪れた多くの参拝者に楽しんでいただきました。

この度は沢山の方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。来年度の華道祭は、例年通り4月実施予定になっております。またのお越しをお待ちしております。

 

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