いけばな嵯峨御流

特別講習会 Summer College☆を開催しました。Day1

嵯峨通信

本年度よりスタートした新規講座「Summer College☆」は「遊花一日」をリニューアルし、2日間の日程で講演、デモンストレーション、ワークショップ、実技という内容で開催いたしました。

今回のテーマは「To The Next ~伝統をミライにつなぐ~」。

 

まず、1日目の7月20日には特別講師に嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 学長 佐々木正子 氏をお迎えし、「若冲・応挙・光琳“絵師たちは花にどう向き合ったのか“各時代の文化や絵師の思想など、花に向き合ったその姿勢を解明する」と題し特別講演をいただきました。

今回の講演では、江戸時代に活躍した絵師たちがどのような思想を持ち、どのような作品を手掛けたかということを中心に紹介されました。

普段よく目にする作品であっても、そこには絵師たちの思いや隠れた技法などがあることを解説され、受講生たちからは感嘆の声があがる場面もありました。

 

続いて午後からは、辻󠄀井ミカ華務長、田中喜久甫副華務長、本田博甫副華務長、西村強甫華道芸術学院長、村上巨樹いけばな文化綜合研究所長らによるデモンストレーション「華道家は花にどう向き合うのか~古典・現代・未来~」の始まりました。

デモンストレーションでは最初に、佐々木学長の講演でも登場した、風神雷神図を表現した作品をステージ両端にいけあげられました。

ステージ中央のアクリルの水盤には「変わり花留」を用いて33種類の山野草をいけあげ、酒井抱一の夏秋草図屏風をいけばなで表現されました。

 

1日目の最後を飾るのはワークショップ「箔と遊ぶ」。講演、デモンストレーションに因んで絵師たちが好んで用いた金箔・銀箔を使ってオリジナルの敷板を作るワークショップです。

木の板と金箔、銀箔が配布され、辻󠄀井ミカ華務長の説明が終わると、受講生は早速ワークショップに取りかかられました。

皆さん思い思いに箔を貼り付けていき、会場に参加者の笑みがこぼれる中、世界に一つだけの敷板が完成しました。

 

また、学院地階ギャラリーでは、前日に行われた生花コンペの作品が展示され、受講者らは熱心に鑑賞していました。

https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_16577/

こうしてSummer College☆の1日目が終わりました。

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