いけばな嵯峨御流

嵯峨御流 令和4年度華道祭

華道祭は3日間とも快晴でしかも境内の枝垂れ桜がとても美しく咲き誇り、麗しいことでございました。大沢池に浮かぶ竜頭鷁首船は春風を受けて水面を滑るように行き交って。。。
境内は何処も美しく整えられ晴れやかで、お客さまや称号を拝受なさる全国司所の方々でとても賑やかでした。
知人の方から頂いたお写真とともに、今年の華道祭の境内の情景をご覧くださいませ。

4月10日に行われた嵯峨天皇奉献華法会では、尾池泰道門跡猊下が今年真言宗長者にご就任の印の朱色の長者杖を手に、お導師として勅使門から心経前殿へと進列を率いられ、心経前殿で京都の7司所代表による献花の儀がおこなわれました。この勅使門は皇族方や勅使の方の通られる御門ですので、このような儀式以外に開くことは滅多にありません。前日の習礼(しゅらい:予行演習)の際に門を間近から見上げると、日月星の三光の門になっていることがよくわかります。それぞれを表す月=兎、星=星座、日=鶏が彫られているのです。

いけばな作品は、次のブログでご紹介させていただきます。

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