いけばな嵯峨御流

華務長の部屋

いけばな嵯峨御流 華務長
華道家

辻井ミカ

Profile

辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

8月20日。華道総司所の授業が始まりました!

残暑お見舞い申し上げます。
3月から自粛していた約半年間を振り返って、自分の人生にとっていかにいけばなが大きな支えであるかを痛感しました。Stay homeでも自宅に花をいける楽しみがありましたし。。。
いけばなには、いける喜びに加えて、伝統文化や季節の表現、見立ての遊びなど、一つの花から広く深く学びが広がって、知的好奇心は尽きることがないと思います。また、その感動を人に伝え教える機会があったからこそ、学び続けることができたとも思います。


さて、4月から開催されるはずだった華道総司所での様々な授業が延期されていましたが、いよいよ8月20日を始めとしてスタートしました。
皆様にお会いできて嬉しいと同時に、皆様と一つの場を共有することで自分の心に響いてくる強いチカラを猛烈に感じることができました。


9月からは全国司所での研究会も開始となります。教授・派遣講師は新型コロナウィルスに対する基本的な注意事項を徹底して各司所へ赴きます。
受講される皆様も、ご自身が無理をせず、三密を避けコロナ対策をしっかりとしたうえで、ソーシャルディスタンスを取りながら楽しくいけばなを通じて交流していただきたいと思います。


そして、男女や年齢にかかわらず、どなたにも、喜びと共にライフワークになりうる、いけばなの魅力を再発見して、コロナ後の新しい生活様式において、ご自分もご友人などにお教えする機会を持ってみられてはいかがでしょうか。お家で友人と過ごす時に、器と花々(自分で育てた花も話題になります!)をご用意して、好きなようにいけてみる、「花寄せ」のような遊びなども取り入れて。


写真は、YouTubeでいけ方をご紹介した、蓮の作品です。

豪雨による被災のお見舞い

7月、熊本県をはじめとして、全国各地に集中豪雨の甚大な被害が発生いたしました。被災された多くの方々に心からのお見舞いを申し上げます。そして、1日も早く被災地が復興されますことを念じております。

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