いけばな嵯峨御流

華務長の部屋

いけばな嵯峨御流 華務長
華道家

辻井ミカ

Profile

辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

2023年7月30日 Summer College☆

7月30日は華道芸術学院で、嵯峨御流SummerCollege☆が開催されました。
朝、1人で大沢池畔を歩き、天神島の北側に咲く白蓮の清らかな姿を見てまいりました。
今年のSummer College は、「伝統を未来につなぐ」をテーマに基調講演、デモンストレーション、奉書いけの実技で開催されました。
大覚寺教務担当執行 竹原善生僧正の講演は、「寫瓶~師から子へ~」。
デモンストレーションは、宝器七種「草」。
担当は辻井ミカ華務長、青野直甫華道企画推進室室長、村上巨樹華道芸術学院長、谷田緑甫いけばな文化綜合研究所長。
実技の奉書いけは、河骨で、受講生は水揚げから学ばれました。切花用の水揚げポンプを使うのが初めての方もおられました。
受講されたみなさまへ。
水揚げにはミサキという液体を希釈して用いましたので、ポンプ使用後はぜひポンプの中を水で何度も流し、液剤が残らないようにしてください。

大覚寺 宸殿の飾り金具の蝉は18あり全てが違う姿をしています。

暑中お見舞い申し上げます

厳しい暑さが続いております。
夏の一日、集中して花に没頭していただきたく、嵯峨御流毎年恒例のSummer College☆のご案内をさせていただきます。
大覚寺内 華道芸術学院において今年は7月30日(日)に開催されます。
特別講演は竹原善生教務部長様の「写瓶・師から子(し)へ」
続いて私どものデモンストレーション「宝器七種 」をご覧くださいませ。皆様の実技は奉書いけです。お楽しみに。。。
 
さて、夏ならではの楽しみ・蓮をいけた作品を掲載させていただきました。蓮とヨシ、羊歯でいけた「不ニの花」。月刊嵯峨に以前載せたものです。
仏教において特別な存在の蓮は、泥水の中からすっくと伸びて高貴な花を咲かせます。咲いた花には泥に染まらず清浄そのものの姿。泥の養分を吸って大輪の花を咲かせるのだそうです。お釈迦さまはその姿から、困難を泥に例えて、泥があればこそそれを乗り越えた後には人生の大輪の花を咲かすことができるのだと説かれました。

写仏

今日はお大師様のご縁日です。大覚寺五大堂で写仏をさせていただきました。
上手下手は超越して、、、仏様のお姿が現れてくるのは嬉しい事です。
最後にお顔、眼は最後の最後に描きます。
 
写仏の種類は簡単になぞれるものからやや難しいもの、非常に細かく難しいものなどいろいろ種類がありますので、五大堂でお尋ねしてください。

「祇園祭にいける」 十三やさんにいけた作品

7月15日から17日まで、御旅所の北向かいにある「十三や」さんにいけさせていただいた作品です。四条通りに面したウィンドー内の、社長の竹内様がご提供くださいました場所は、幅650奥行450高さ1800くらいの縦長のスペースです。
天井の桟から吊る事も可能と仰っていただきましたので、お言葉に甘えて駒形提灯のような形状を垂れ桑で作り、吊らせていただきました。垂れ桑の中程に、灯の見立てでヘリコニアをいけました。
暑い最中でしたが、いけこみ、メンテ、撤花のお世話になった皆様そしてお店の方のご協力のおかげもあり、無事3日間の展示を終えることができました。感謝しております。

鳩徳利

昔から親しまれてきたこの徳利は、尾を火鉢の灰に差し込んでお酒を温めるのですって!楽しい!昔はもっと尾を長く作ったそうです。
信楽 伝統工芸士 今井廣作

モリアオガエル

7月2日。実際にモリアオガエルの成長した姿を見たのは初めてですので興奮して夢中で撮った写真です。
池に張り出した枝に大きな卵塊があり、この中には夥しい数の卵が孵化を待っているはずです。孵化すればオタマジャクシは雨とともに溶け出す卵塊とともに池の中へ落ちていく事でしょう。

7月1日。日本いけばな懇話会 総会

平成25年発足した「日本いけばな懇話会」の今年度の総会が東京市ヶ谷の龍生会館で開催され、出席いたしました。
エントランスホールにいけられた龍生派お家元の麗しいお迎え花に、新幹線在来線を乗り継いで来た疲れが吹き飛ぶ思いがしました。
総会に続いて、KAZOO代表、企画師、八田雅也氏の心がワクワクしてくる講演を聴かせていただきました。

「墨間仙(スミマセン)」展へ。

書家・篆刻家 瀬原加奈子様の個展「墨間仙」展を拝見に、大阪の都心にあるギャラリーThe 14th moonへ。
篆書体の字 その由来と作家のイマジネーションが織りなす、”極めて密教的な”とご一緒した方が表現された宇宙観につつまれる感動を体験させていただきました。落款の深淵でアートな世界も素晴らしいです。
 
ギャラリーを訪れられたなら、作品の添え書きも全て読まれて下さい。できれば作家とお言葉を交わされると、より一層深い世界に誘っていただけます。
 
ご案内状の文字を読み解くヒント。
この字の成り立ちは、魚と羊。ともに新しい肉でないと食べられないことから<新しい>とか<とれたての>という意味をなす字との事です。
展示は7月4日まで。
 

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