いけばな嵯峨御流

華務長の部屋

いけばな嵯峨御流 華務長
華道家

辻井ミカ

Profile

辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

「LEAF」に大覚寺が紹介されています

京都の地元情報誌「Leaf」(ネット記事)に、「平安文化を伝える、花と心経のお寺[大覚寺]」というテーマで、紹介されています。

https://www.leafkyoto.net/newstore/220728-kyoto-daikakuji/?utm_source=leaf&utm_medium=direct&utm_campaign=leaf220825_hanatenjo&utm_content=220728-kyoto-daikakuji


記事は6つの項目に分けて紹介かれており、中でも1項目目は「大覚寺と花天井」。境内の3箇所440枚の天井絵の中から、安井堂天井絵と普段非公開の蓮華殿華曼荼羅の写真が披露されています。

 

華曼荼羅については、大覚寺ホームページのこちらもご覧下さいませ。
https://www.daikakuji.or.jp/tenjyoe-hanamandara/

菊の御中(きくのおなか)、健康長寿の御守り

壱比賣(いちひめ)神社に伝来する着せ綿の行事において、菊香をうつした三色の綿を、九月九日に神社でご祈祷されたものを、健康長寿のお守りとして授かれるのが「菊の御中」。御中(おなか)は御所言葉で「綿」の意味、すなわち菊の着せ綿の事、と同封された由来書に書かれていました。
お贈り戴いた方のお心に感謝し、この雅びな「菊の御中」に触れて、一心に息災を祈る。

大覚寺 観月の夕べ

九月十日。中秋の名月は、満月法要の始まりとともに雲間からあらわれたそうです。

いただいたお写真をご紹介します。
今年の中秋の名月と、平安時代の貴族の風に倣い池に映る月を愛でる大沢池での観月。幽かに竜頭鷁首の舟影。

「玉兎」

令和四年九月十日中秋のしつらえ。
色紙は「玉兎」絵・篆刻 瀬原加奈子作。

大覚寺観月の夕べ NHKプレミアムで生中継

明日9/10(土)21時~
NHKBSプレミアム大沢池観月のようすが、数分間かもしれませんが生放送で中継されます。
予定では大体21:30頃、大覚寺の中継になるのではないかとのことです。

https://www.nhk.jp/p/ts/L5VKZGZ5M2/

石川利佳甫教授が出演されるNHK「京コトはじめ」九月九日 14:05から

いけばな嵯峨御流 石川利佳甫教授がNHK「京コトはじめ」に出演し、菊をいけられます。

石川先生のホームページより
http://rikaho.jugem.jp/?eid=4804#gsc.tab=0

9月9日(金) 京コトはじめ (生放送)     
       NHK総合 14 時5分〜
https://www.nhk.jp/p/ts/4776M3X5N5/schedule/te/NRK48J8R6W/

九月一日。「二百十日」

雑節の「二百十日」。立春から数えて210日目にあたる九月一日は昔から台風襲来が多く、特に農家にとっては油断のならない日ということで風を鎮める祭りなどを行って収穫の無事を祈ってきた伝統があります。
現代では9月1日は「防災の日」。大正12年9月1日に発生した関東大震災に因み昭和35年に制定されたとの事です。過去に学び、備えておかなくては、と思います。今日9月1日まさに台風11号が接近中ですが、大きな被害がありませんよう念じます。

写真は、二、三日前に聖護院の前を通りました折にお寺の前に掲げられていた書です。実に心に響く言葉でありましたので写真に収めさせていただいたものです。

ページトップへ