いけばな嵯峨御流

大阪 うめだ阪急百貨店 2016年2号ウィンドウ迎春花

*2**号ウィンドウ「申」*

 

能が成立する以前、猿楽(申楽)と呼ばれる時代から舞われて いた「三番叟(さんばそう)」の祝儀舞。神の依代を意味する「松」の絵の前で、烏帽子をかぶり舞うその舞は、五穀豊穣を祈り、感謝を捧げ 拍子を打って地固めをする「揉ノ段」、稲穂の象徴である鈴を天地四方に響かせて邪鬼をはらう「鈴ノ段」からなるという。縁起物(えんぎも の)として「千両、万両有り通し♪」と語呂(ごろ)合わせで寄せ植えされることもある、赤い実を結ぶ5種類の植物をいけている。

主な花材:桐 蛇の目松 一両(アリドオシ) 十両(ヤブコ ウジ) 百両 千両 万両 蘭

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