いけばな嵯峨御流

嵯峨御流ベルギー支部の活躍をご紹介します。「日本・ベルギー友好150年記念事業での挿花」

2016年は日本・ベルギー友好150年 です。その記念事業の一つでオープニング・セレモニーの一環でもある雅楽の演奏会において、嵯峨御流ベルギー支部が、日本から都築知加教授の応援 を得て、挿花をされました。演奏会は1月23日、会場はパレ・デ・ボザール。VIPが大勢来られる演奏会会場の、迎え花として、花火をイメージした大作。そして壁の左右の棚に嵯峨御流の景色いけをいけられたそうです。

ベルギー支部は30年の歴史をもち、Astrid Maton支部長を中心に、Arlonという町で毎月研究会を開催しておられます。今回の、記念行事での挿花が終わった後も、熱心な支部長と支部会員のご希望により、都築先生がいけばなの講習をなさいました。その様子を都築先生から送っていただきましたので掲載させていただきます。

総司所から遠く離れていても、ベルギーの地に嵯峨御流のいけばなが根付いているのは、元々は北海道司所の南秀月先生が広められた事が始まりでした。以来、支部の努力はもちろんですが、支部の顧問として様々なお助けをなさっておられる高橋様ご夫妻の多大なるご尽力のおかげです。わたくしも、2010年5月にベルギーからの要請を受け、10日間講習会をしたとき、花材調達から通訳・送迎と、ご自分が社長である輸出入会社のお仕事はお休みしてでもベルギー支部の為に尽してくださいました。

そうした様々な支援を得て今現在、ベルギーにおいて、嵯峨御流の素晴らしさを伝えようとしている方々がいらっしゃって、研究と広報活動を続けてくださっていることに、私自身とても勇気を頂きました。

これからもベルギー支部の益々のご発展をお祈りしています。

サイズ変更IMG_0110 
サイズ変更IMG_0179

Astrid Maton支部長とご主人様。

 
サイズ変更IMG_0187

ベルギー支部顧問、高橋文夫様・マリアンヌ様

 
サイズ変更IMG_0186 
 サイズ変更IMG_0183 サイズ変更IMG_0188
 サイズ変更IMG_0180 サイズ変更IMG_0181
  
  

ページトップへ