いけばな嵯峨御流

暑中お見舞い申し上げます

厳しい暑さが続いております。
夏の一日、集中して花に没頭していただきたく、嵯峨御流毎年恒例のSummer College☆のご案内をさせていただきます。
大覚寺内 華道芸術学院において今年は7月30日(日)に開催されます。
特別講演は竹原善生教務部長様の「写瓶・師から子(し)へ」
続いて私どものデモンストレーション「宝器七種 」をご覧くださいませ。皆様の実技は奉書いけです。お楽しみに。。。
 
さて、夏ならではの楽しみ・蓮をいけた作品を掲載させていただきました。蓮とヨシ、羊歯でいけた「不ニの花」。月刊嵯峨に以前載せたものです。
仏教において特別な存在の蓮は、泥水の中からすっくと伸びて高貴な花を咲かせます。咲いた花には泥に染まらず清浄そのものの姿。泥の養分を吸って大輪の花を咲かせるのだそうです。お釈迦さまはその姿から、困難を泥に例えて、泥があればこそそれを乗り越えた後には人生の大輪の花を咲かすことができるのだと説かれました。

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