いけばな嵯峨御流

高野山代参

弘法大師空海御入滅に際し、嵯峨天皇様が高野山に勅使を遣わされた事に因み、旧暦3月21日に高野山で営まれる旧正御影供(きゅうしょうみえく)に、大覚寺から檀信徒総代と華務長が毎年参拝に伺う事になっています。昨年に続いて、檀信徒総代の渡邉 昭様とご一緒に、5月9日高野山へお参りしました。内八葉外八葉の高野の峰々に抱かれた蓮台のような場所・高野山は初夏の新緑に包まれていました。まず、奥の院の御廟にお参りし、その後、正御影供の法要のため、金剛峯寺から御影堂へと僧侶方の列に続いて進列。

今年は高野山開創1200年を迎え、既に4月2日から5月21日まで毎日記念行事が行われているため、参拝者が非常に多く、驚きました。境内が人の波で埋めつくされ、法要の列は参拝者を一時ストップして歩かなくてはいけなかったのです。

私共は、御影堂の外陣に座し、祈りを捧げ、お焼香を致しました。

5月15日は、大覚寺が開創1200年記念献花法会を厳修されます。この、50年に一度しかない開創記念行事に、京都嵯峨芸術大学の学生70名余りが供花侍者や従者として参列できることも、嬉しいご縁です。学生さんたちも、高野山に上がれば、自然の素晴らしさや弘法大師空海の偉大な教えを体感できると思います。

そして、5月21日の結願の日も、大覚寺が法要を務められ、和歌山司所の出仕で献花式をされることになっております。

両日とも晴天でありますように・・・

 

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