いけばな嵯峨御流

9月9日。嵯峨御流華道総司所企画講座「ものづくり講座」で、掛け花器を制作

嵯峨御流では、華道総司所企画としてジェスモナイトを用いた花器の制作を嵯峨美大芸術学部デザイン学科教授 楠林 拓(くすばやし ひらく)先生にご指導いただいています。シリーズ3回目は掛花器をご指導いただきました。
2年前の第一回目に制作ご指導いただいた器は今もわたくしのキッチンに飾っていて、少しも色褪せずしっかりしたまま。
今回は掛ける仕掛けを楠林先生が考えてくださり、誰でも、そして割とどんなフックにもしっかり掛けられて安全な器具をご検討の上ご用意下さいました。
いつも大変ご丁寧なご指導と、この上なく緻密に考えられた制作ツールのご準備と、3Dプリンターで先生デザインの型紙をご用意いただきましたおかげで、一日の制作で全員が完成して持ち帰れて、自宅で早速使うことができました。
花器の色は自由に選べる中で、わたくしは楠林先生が考案されたオリジナルの、ある物をジェスモナイトに混ぜた塗料で制作しました。
この色は、今はグレーに見えますが時間の経過にしたがい色が変化していくのが興味深いところです。
 
早速家に持ち帰って、トルコ桔梗、いちご草を、いけてみました。

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