華道祭 2025「シン・日本をいける」
4月11日から13日まで、嵯峨御流華道祭が開催されました。
全国104司所及び海外司所/支部の作品が華道芸術学院2階と供待に一堂に並び壮観です。また、華道役職席として、嵯峨寮一階と宸殿をはじめとしたお堂の随所に嵯峨御流の代表的な作品が飾られました。学院一階には今年もいけばな体験会場を設け、多くの方々にご来場いただきましたこと、大変嬉しく存じます。
13日の嵯峨天皇奉献花式は、播南司所が担当され、清々しい雰囲気の中、恙無く厳かに式典が行われました。
三日間を通して五大堂と茶室「望雲亭」で茶席がかけられて、桜の花びらが舞い散る中での優雅な茶席は夢のような美しさであります。
さて、来年は大覚寺は寺号勅許1150年を迎えられます。華道祭も趣向を凝らして開催される予定ですので、ぜひ来年もお越しくださいませ。