いけばな嵯峨御流

7月19日。六本木俳優座にて、「女人嵯峨」アフタートークに出演しました。

大覚寺勅封般若心経1200年並びに、いけばな嵯峨御流創流1200年を記念して大覚寺が協賛されている、劇団俳小による特別プロジェクト公演「女人嵯峨」の舞台が7月15日から22日まで、東京六本木の俳優座劇場で公演されました。

「女人嵯峨」は嵯峨天皇や嘉智子内親王(檀林皇后)を中心に激動の時代を生きた女性たちの物語です。この公演に、大覚寺、嵯峨御流、龍村美術織物が特別協賛しました。

16日には公演後のアフタートークで竹原善生教務部長が戊戌開封法会についてお話しされ、17日は私が嵯峨御流や大覚寺の歴史を交えながら、大沢池に浮かぶ竜頭鷁首の風景を、デモンストレーションでご紹介させていただきました。

大沢池は、今ちょうど名古曽蓮が真っ盛りですので、その風景を、暁天という品種の茶碗蓮で見立てて池の風景を表現し、竜頭鷁首の一対の船花器に、白いランを嵯峨天皇、赤いランを檀林皇后に見立てていけています。

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