いけばな嵯峨御流

贔屓(ひいき)とマムシの対峙

4月22日にいけたムサシアブミを、いけかえました。
大覚寺の一角の坪庭に、昔屋根に飾られていた古い「贔屓」が置かれています(石の横)。贔屓するとは、誰かに肩入れするというような意味ですが、その語源は中国の伝説上の生物で、このように亀の姿をしています。

意味はWikipediaをご覧下さい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/贔屓

藪から頭をもたげたマムシの頭に見たてたのは、ムサシアブミの花です。

花材 ムサシアブミ サツマスギ

 

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