いけばな嵯峨御流

大正大学 仏教学基礎ゼミナールにおいて、嵯峨御流荘厳華を実習しました。

11月16日、大正大学の仏教学基礎ゼミナール(米澤嘉康先生ご担当の授業です)の授業において、春学期の講義に続き、秋学期に荘厳華の実技授業を担当させて頂いています。
教室は、新しく建て替えられた礼拝堂で、大変荘厳で美しい場所です。正面には巨大スクリーンが降ろされて、約30名の学生の半数が対面授業、あとの半数はリモートで行いました。
対面学生のほとんどが実際にいけばなは初めてという方々ですので、100分の講義時間の中で、まず始めにレジメを元にして荘厳華の解説。続いて「そわか」を用いての荘厳華の実技を、説明しながら一枝ごとに全員同時にいけていきました。助講師として石田啓甫、納富貴甫の両派遣講師が学生の間を回って助けていただきましたので、時間内に全員が麗しくいけることができました。
リモートの学生には、各自、紙に「そわか」の花器の絵を描いてもらい、対面学生と同時進行で、枝や花の絵をいけるように描いてもらいました。荘厳華の地水火風空の枝がうまく描けたでしょうか?

終了後は、偶然ですが次の授業が、12月に行われる成道会のための学生による勤行動画撮影とのことで、参考花は一対にして飾って下さり、嬉しい事でございました。

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