いけばな嵯峨御流

嵯峨御流兵庫南地区連絡協議会 いけばな公開講座

平成27年11月8日(日)、兵庫南地区連絡協議会主催「いけばな公開講座 『 華やかな平安文化の薫りをいける』」が、神戸市 兵庫県民会館で開催されました。

テーマは『華やかな平安文化の薫りをいける』。兵庫南地区の7司所(みなと司所 伊丹司所 神都司所 神戸山手司所 姫路司所 淡路司所 山陽司所 )から260名余りの受講生が参加して下さいました。地区連絡協議会 運営委員長 村上巨樹先生のご挨拶に続いて、私の講演「いけばなで美しい地球を守る」、デモンストレーションは、光岡道寛理事と私が務めました。

デモンストレーションは 3作品、はじめは、「花衣桁」です。

花衣桁は着物などの衣服をかける 衣桁をもとにして、生花を飾れるように創意工夫を凝らしたもの、元は東山義政公の御好造られたものといわれています。解説を交えながら、花を4点、飾り物を合わせて合計7つの飾りとなるようにいけました。花材は、五葉松・つるうめもどき・椿・カトレヤ・水仙。

次に、「高雄の景」、景色いけの三勝の景の一つです。京都愛宕山に連なる三尾の一つで、神護寺のある紅葉の名所として知られるこの風景は、楓 を用いて清滝川の急流に挟んで広がる峡谷を表現します。

最後に、青竹の七管筒を用いて、見事に紅葉した楓を、心粧華にいけました。

閉会の辞は地区の副運営委員長 加野華峰先生から。

いずれの作品も、光岡理事をはじめ、お手伝い下さる地区の先生方との心が合った連携プレーで、限られた時間にもかかわらずスムーズにいけることが できました。

そして、受講者の皆様からの反応も、とても嬉しく思いました。皆様に心から感謝申し上げます。

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 左から、村上巨樹兵庫南地区連絡協議会運営委員長、光岡道寛理事、辻井

 
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