いけばな嵯峨御流

大正大学で 華道の授業を担当させて頂きました

平成27年11月16日(月)、大正大学仏教学部 仏教学科において、基礎ゼミナールの授業の一環として、華道の授業を担当させていただきまし た。今年で3年目になります。本年春学期は、6月1日に小山典勇先生のクラスでお話しとデモンストレーションを見て頂き、

今回は秋学期・長島潤道先生ご担当の30名のクラスで、立て花形式の「荘厳華」の実技を致しました。

「荘厳華」は真言密教の秘教に基盤をおいた真の格のいけばなで、一輪 一果 一葉すべてに宇宙の真理が表された花態です。仏前に供する花として誕 生した立花(たてはな)の様式であり、花枝の足元が水際から直立に立つ姿になります。荘厳華の構成は、地・水・火・風・空・識の<六大>を基と し、この六大をそれぞれの枝に振り当てた構成で、しかもそれは個々のものではなく、六大なくして地大なく、地大なくして六大はないという渾然一体 の関係にあります。

いける時は、六大それぞれの性質を踏まえた姿になるよう植物を見立てて選び、あるいはふさわしい姿になるよう撓(た)めて挿 し、いけ上がった花は一つの調和ある姿になるようまとめていきます。色彩的・構成的にも重厚多彩な花で、神事・仏事・婚礼・宴席など、荘重な場を 飾る花として、観る人の心が浄化されるような、荘厳な雰囲気に仕上がります。今回は、嵯峨御流独自の「そわか」という花器と花留めを使っての実技 で、この「そわか」の名前は”願いが叶う”という意味で般若心経の中にある言葉です。 

学生さんたちは、ほとんど全員がいけばなは初めて。でも大変熱心に取り組まれて、花鋏の使い方もだんだん慣れてこられ、わずか1時間半の授業の中でしたが、みなさんほぼ完成致しました。

いけばなを体験されて、毎日の生活の中に生きた花があることの楽しさと喜びを感じて頂ければ嬉しいです。私とあと2人の華道講師も、学生さんの活気と熱意を感じ、様々な感想や歓声を聞きながら、とても意義深い授業となりましたこと、嬉しく思っております。

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