いけばな嵯峨御流

1月8日。今年の後七日御修法(ごしちにちみしほ)に御出仕なさる、服部精村僧正様をお見送り。

本日、大覚寺で朝8時半に行われたお見送りの儀式に参列いたしました。その後、式台玄関を出発なさる服部精村僧正様を、寺内の職員の方々と共にお見送り。

 厳寒のこの時期、毎年東寺で行われています「御七日御修法」は、弘法大師が五穀豊穣や国家安泰を願い、国家守護の大法としてはじめられた新年の祈祷。後七日御修法は、元日から7日までの前七日節会(ぜんしちにちせちえ)の神事の後の7日間の修法と言う意味です。御修法では、まず勅使が、天皇の御衣を納めた唐櫃をその年の大阿闍梨に渡す「御衣伝達式」を行なわれ、その後、御衣を道場に安置され、真言宗各山の高僧15人が参列なさり7日間にわたって21座の加持祈祷をお勤めになります。834年に空海が宮中に内道場「真言院」を置くことを許され、翌年1月8日から14日まで行われたのが最初で、以後、恒例となり現在は東寺灌頂院で行われています。

写真は、服部精村僧正様を式台玄関前でお見送りしているところ。

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午後3時、東寺にお部屋見舞いに伺う。左から、草津栄晋総務部長様、江頭弘勝宗務総長様、田村快光財務部長様。

 

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