5月28日 「嵯峨祭」。魂に活気が吹き込まれる、祭りの感動。

室町時代から嵯峨の地に伝わる「嵯峨祭」は、毎年5月の第四日曜日が還幸祭で、今年は5月28日に行われました。愛宕神社と野々宮神社の二神二基の御神輿が大勢の威勢の良い若衆に担がれて10時にお旅所を出発し、まず清凉寺釈迦堂、そして12時に大覚寺へ到着。大覚寺勅使門の前で、神官様からお祓いを受け、続いて大覚寺門跡猊下がご加持と般若心経を唱えられる、神仏習合の形で浄めの儀が執り行われます。そのあと、嵯峨野一帯  嵐山までの町内を、御神輿が練り歩きます。先頭を行くのは五基の10mもの長さの鉾。鉾の先につけられた牡丹、麒麟、沢瀉、菊、龍の雅な金具には「かん」が付いていて、鉾の持ち手が独特のステップを踏みながら「かん」を鳴らしながら歩く所作も見所の一つです。

ところで、お祭りに関わる方々が着ている法被には、お揃いの「山々紋」が描かれています。これは、「嵯峨」の漢字のやまへんを重ねたもので、法被の紋は大覚寺の寺章「山々紋」を桜で囲んだもの。桜で囲まれたこの紋は、嵯峨小学校の校章でもあります。


そして、素晴らしいのは、嵯峨の子供達が、小さな二基の子供神輿を担いで、大人と同じように町内を練り歩く事。地元の祭りは、地元の子供達が担っていってほしいと思います。そして子供達に、地域の誇りであり450年もの昔から続く祭りは、自分たちが継いでいくのだという自覚が芽生えることを祈っています。

子供神輿の先頭を歩かれるのは、大覚寺の檀信徒総代でいらっしゃる井上與一郎先生。嵯峨小学校の中村貴子校長先生も、山々紋の法被を着て子供達に付き添われていました。愛宕神社の御神輿は男子が、野々宮神社の御神輿はは女子が担いでいて、元気な子供達の姿を見ていると勇気が一杯湧いてきました。

私も、この地域に生まれ育ち、毎年このお祭りに親しんで参りましたので、勅使門での仏事と神事をどうしても拝ませて頂きたく、わずかな時間でしたが立ち会わせて頂きました。

 

過去の嵯峨祭に関するブログ

https://www.sagagoryu.gr.jp/2016/04/?cat=57

https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_1642/

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