いけばな嵯峨御流

10月29日。伊勢神宮での、嵯峨御流献華式に出仕させていただきました

10月29日、昭和48年以来恒例となりました、神宮での嵯峨御流献華式が中部地区連絡協議会8司所のご奉仕により、執り行われました。今年は名古屋司所と南勢司所が献華式を担当されました。

台風接近のため、午後に行われる予定の献華式は午前に繰り上げられ、参集殿能舞台に於いて、厳かな献華の儀が滞りなく行われました。献華従者の供花につづき、若松一対が清々しくいけられ、草津栄晋総務部長様による願文奉読の朗々としたお声が堂内に響き渡り感激致しました。

雨の中、玉砂利を踏みしめて能舞台から内宮神楽殿までの道のりを歩き、 内宮参拝に向かいます。四重にめぐらされた垣根の 最も外側「板垣」のご門をくぐり「外玉垣」の前でお祓いを 受けた 後、一般の 方は入れない鳥居の内側へ全員が通されました。玉石を踏みしめて中へ 入ると、「内玉垣」の前で拝礼。ここより内側は皇族方 が 入られる聖域であり、最も本殿に近い垣根は「瑞垣(みずがき)」と呼ばれると、一昨年教えて頂いたことが脳裏に浮かんできました。参拝の瞬間には、傘をはずし、草津栄晋僧正様、続いて華務長、師範代表 名古屋司所長、南勢司所長、献華者、が並んで参拝を させていただきました。本年も無事に神宮に花を献じる事が出来ました事、ご関係の皆様のご尽力に深く感謝申し上げます。

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