いけばな嵯峨御流

平成31年嵯峨御流「華道祭」無事に終了。感謝を込めて。 テーマ〜To The Next〜

4月14日、おかげさまで嵯峨御流華道祭を盛会裡に終えることができました。ご来場下さいました皆様に心から感謝申し上げます。

この華道祭の趣旨は、御始祖嵯峨天皇様への報恩と感謝の意を、花を以って表すことです。北海道から沖縄まで、全国107司所の代表者が一堂に集まり、それぞれの花席に花を生けて献じました。また、華道総司所の諸役が皆名前を連ねて嵯峨御流の伝承花、心粧華、新花「花がさね」、大作などをいけ、また華道芸術学院教授・派遣講師による個人作品など、あわせて200杯近くの作品が、ほぼ寺内全域に展覧されました。

核となる行事である「華供養塔・嵯峨天皇奉献花法会」は中日の13日10:30から12:00に、今年は埼玉司所から40名が出仕されて厳かに執り行われました。

毎年のことながら、お茶席をご担当頂く庭湖会の先生方にはお忙しい3日間だったことと思います。

今年は、京都の「都をどり」の舞台が新天皇御即位に因んで大覚寺が背景になるなど、陛下がしばしば口にされる嵯峨天皇様の事に、衆目が集まっております。
それゆえに、今年は華道関係以外お客様も多かったように思います。寺内職員の皆様と、嵯峨御流華道家が一体となってむかえた今年の華道祭は、大変忙しい中にも笑顔が絶えない、喜びあふれる、温かい会でありました。

ご支援くださいました皆様、ご来場下さいました皆様、ありがとうございました!

 

そして、法眼玲子様撮影の写真を掲載させていただきます。

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