いけばな嵯峨御流

高円宮妃久子さまが大覚寺に御成りになりました

11月25日、大覚寺に高円宮妃久子さまが御成りになり、嵯峨菊を愛でながら半日をお寺で過ごされました。

妃殿下の御前にて、嵯峨菊を用いたいけばなを、花衣桁などにいけてご覧いただきました。

この度の御成りは、妃殿下から、ぜひ嵯峨菊を大覚寺で見てみたいとのご希望により実現したものです。私共、嵯峨御流の華道家にとりましても大変栄誉なことでした。特に、高円宮妃久子さまには、今までにも、嵯峨御流独特の「景色いけ」を通じて自然景観の保全を訴えるイベントをご覧いただいています。

2007年10月には後宇多法皇御入山700年遠忌に御成りの際に、「嵯峨御流日本をいけるプロジェクト『ニッポンノケシキ』」京都駅ビルでのイベントを御巡覧頂き、また、昨年2013年4月に大覚寺において、嵯峨天皇奉献華道祭に御成りの際には「美しい地球をいける・守り伝えたい生命の風景・京都から世界へ『特別展示・8か国大使の愛すべき世界の風景』」と題したイベントもご覧いただきました。

  久子さまは文化芸術に大変造詣が深く、日本の伝統文化の根底にある風土を大切に思うお心が、お話の端々から伝わってまいります。

 

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