いけばな嵯峨御流

3月19日。嵯峨美術大学・大学院・嵯峨美術短期大学卒業式

3月19日卒業式の日に、華道授業を4年間履修した学生の中で正教授を取得した12名に、華道授業担当講師9名と総司所から私共3名、そしてお世話になった大学職員の方が見守る中で、「正教授証」をお手渡しさせていただきました。
この大学では2年間華道を学んで許状を申請すれば、師範の資格が頂けます。そして4年間学び許状を申請すれば、正教授を申請し取得することができるのです。正教授は、嵯峨御流華務職であり、資格としては子弟の指導、許状の取次もでき、また同時に嵯峨御流華務職としていけばなで社会に貢献をする、いわば一人の華道家としての位を頂けることになります。
前途洋々の学生に、華道での学びがさらに人生を豊かに彩り、常に自分の側に花があり、あるときは救いとなり、またある時は自分を支えるものとなりますよう、ライフワークにしていただきたいとおもいます。

お写真は、卒業式のために華道授業担当講師の先生方がいけられた、式典会場の花の前で。
佐々木正子学長を中心に、9名の担当講師と、青野先生、谷田先生とでご一緒に撮ったものです。

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