いけばな嵯峨御流

嵯峨御流オリジナル花器「きざはし」 制作現場を拝見

嵯峨御流オリジナル花器「きざはし」を作ってくださっている窯元を訪ねました。きざはしの、特に口縁部は一つ一つ専門の職人さんが手作業で丁寧に仕上げておられる現場を拝見して、器が凛々しい印象となる決め手は、こうした心入れと技術にあると感じた次第です。手作業ゆえに完成に時間がかかるのもうなづけました。現在、順次、全国の嵯峨御流司所においてきざはしを使った研究会を企画してもらっているところです。
 
きざはし
もともと二ヶ所を繋ぐ意味のある言葉で、今では階段の意味につかわれています。2ヶ所を繋いで前進する、ひいてはいけばなの伝統を未来へつなぐ、という願いも込めています。
 

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