いけばな嵯峨御流

4月30日、嵯峨御流 華道橋立司所創立75周年記念華展を拝見しました。

4月29日(金)~30日(土)、日本三景「天の橋立」を借景に、みやづ歴史の館に於いて開催されました。テーマ「春は花 陽光の中で」。

会場は、格調高い華席に始まり、力強いお生花、宝器七種、景色いけ七景三勝、御題「人」花器を用いた連作など魅力的な作品にあふれ、また館内をめぐる路に沿って、酒呑童子のお話しにテーマを得た作品なども拝見できました。

若狭湾に面した宮津は、北前船の活気で豊かな文化が栄えたところ、と伺いました。

また、「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立」と百人一首に詠まれた景観を目の当たりにして、感動致しました。

JR宮津駅にも嵯峨御流の花が常設されており、地域と密接に関わっておられる事が素晴らしいと思いました。今後ますますのご発展をお祈りいたします。

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向かって右端:嶋谷美甫司所長 向かって左端は、この花器を作られた陶芸家

 
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御題「人」花器を用いた連作

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