いけばな嵯峨御流

平成28年5月29日、「嵯峨御流 東北・関東地区連絡協議会 いけばな公開講座」において講演とデモンストレーションを致しました

雲一つない晴れやかな日となった平成28年5月29日(日)、東北・関東地区連絡協議会主催「いけばな公開講座『華やかな平安文化の薫りをいける』」が、東京都内のコクヨホールにおいて開催されました。

関東地区8司所(東京司所、埼玉司所、神奈川司所、東都司所、横浜司所、東京公友会司所、東京御流司所、信州司所)及び東北地区3司所(秋田司所、山形司所、仙台司所)からの受講生で、会場は満員でした。

開演に先立って、大覚寺執行 草津栄晋部長様から 大覚寺カフェについてのお話しがあり、大覚寺カフェの素敵なホームページの映像の一部を、プロジェクターで皆様にご紹介されました。その後、開講ご挨拶が大用裕甫関東地区連絡協議会運営委員長からありました。

公開講座 第一部の私の50分の講演は、「いけばなで美しい地球を守る」。

続いて、服部孝月華道企画推進室長と私で、深山の景・城ケ崎海岸の海浜の景をいけました。

第二部の50分間は、デモンストレーション。テーマは「花まんだら」。服部先生と 私で。地、水、火、風、空の五大森羅万象をいけばなで表現しました。

地:「深山の景」・・・貝塚伊吹・古木・夏櫨・躑躅・小菊・岩

水:「荒磯の景   城ヶ崎海岸の風景」・・・溶岩・岩・松

火:青銅「爵」花器に、炎のイメージで。・・・炭、楓、煙の木、ヘリコニア、美人蕉、グロリオサ、金着色芭蕉の葉

風:嵯峨好み「四方」に、芭蕉の生花。

空:「亀甲」の花器を用いて、荘厳華。・・・パンパス、松、ビャクシン、サツキ、紫陽花、アンスリウム、他

 

閉会のご挨拶は、伊藤竜甫東北地区連絡協議会運営委員長でした。

森羅万象をテーマにいけた舞台の花が発する響きが、見て頂いた受講生の方の心に伝わり、会場全体が一つの大きな熱気に包まれたように感じ ました。

ご協力いただいた東北・関東地区の先生方に感謝、舞台の助手をしていただいた研究生の方々に感謝、そして舞台の花を一心に見つめて下さった皆様にも心から感謝申し上げます。

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城ヶ崎海浜の景

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