いけばな嵯峨御流

3月17日。京都嵯峨芸術大学 卒業式

学校法人 大覚寺学園

京都嵯峨芸術大学、大学院、短期大学部の卒業式が挙行されました。

卒業式に先立って、大学で華道の授業を4年間学ばれた学生に、嵯峨御流華範の許状授与、及び正教授の親授式をさせて頂きました。華道ⅠからⅧまでの全ての華道担当講師が全員で見守る中、ご父兄の方々も同席して下さり、厳粛で晴れやかな親授式となりました。

華道の授業はⅠからⅧまで半年ずつ段階を経て履修することになっており、週に6クラス9名の華道講師が出向して指導にあたって下さっています。本日大学講堂には、前日に講師の先生方がいけられたお祝い花が晴れやかな場を一層盛り上げて素晴らしかったです。

卒業生代表の菊池さんは、答辞のなかで、大学のある嵯峨野の美しい自然や寺社がすぐそばにある環境の素晴らしさや、大覚寺の中での寮生活についても語られ、月に3回参加する大覚寺の朝の勤行に出たあとの爽やかな感覚、寮母さんの温かい心遣い、そしてお世話になった先生、職員の皆様をはじめとして全ての皆様に感謝の言葉を述べられました。私は、その言葉を聞いていて、4年また2年の貴重な月日は、ご自分の努力に加えて周りの方々の温かい心に支えられてこそ、実り多いものになるということを実感しました。大学正門前にある中村屋珈琲店のロビン君も、大いなる学生の癒し。ご卒業の皆様には、ぜひこの大学ならではの学びを生かして、これからの人生を邁進して頂きたいと思います。

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