いけばな嵯峨御流

5月11日。嵯峨御流華道富山司所創立65周年記念華展のテープカットに出席しました。

会期は5月11日(土)・12日(日)で、「高岡御車山会館」と、「ウィング・ウィング高岡」の2会場にて開催されました。

高岡御車山会館の会場は嵯峨御流の伝承花を中心とした展示で、ウィング・ウィング高岡会場では、ホールを生かした様々な花態と御所車が飾られました。


ウィング・ウィング高岡会場の御所車、御車山会館の御車、と両会場ともに御車が核となる会場構成だということでした。

さらに富山司所長のお話しを伺いますと、「嵯峨御流の花を地元の皆様により知っていただきたい。地元が誇りとする御車山を、嵯峨御流の花展を見に来られる多くの皆様に見て頂きたい。また、御車山をふくめ伝統的な建築物がならぶ街並みといけばなが融合する様子も楽しんで頂きたい。」と深い想い入れを町全体を会場と見なして実現されたとの事でした。高岡へ足を運ばれる遠来のお客様にも、また高岡の市民の方々にも、地元の伝統文化といけばな双方の魅力を感じていただける素晴らしい企画だと思いました。

5月11日初日は、華道総司所伊勢俊雄理事長様、地元の御高名な方々とともにテープカットに臨み、私もお祝いの言葉をのべ、華展は大盛会で2日間で2000名余りの来場者があったとのことです。

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