いけばな嵯峨御流

9月13日、兵庫北地区連絡協議会いけばな公開講座において、講演とデモンストレーションを行いました

爽やかな快晴の平成27年9月13日(日)、兵庫北地区連絡協議会主催「いけばな公開講座 『 華やかな平安文化の薫りをいける』」が、兵庫県立三木山森林公園音楽ホールでで開催されました。サブテーマは『響き合う風景』。兵庫北地区の5司所(播南司所 北播司所 但馬司所 西播司所 ひかみ司所 )から多くの参加者でホールは満
席となりました。地区連絡協議会運営委員長 林田桂甫先生のご挨拶に続き、講師紹介(服部孝月華道企画推進室長と私)の後、講演「いけばなで美しい地球を守る」、デモンストレーションへと進行しました。

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デモンストレーションでは、一部を除きほとんどの花材を地元産のものをご用意いただいていました。おそらく流通には乗らないような、おもしろく曲がった大王松などなど、地元の先生方のご尽力ご厚意をひしひしと感じます。まず「景色いけ 河川の景」花材は躑躅・紅葉・シャガ・立ち日陰・小菊・岩。続いて「十二律管」柊南天と
百合。最後は『響き合う風景』と題した大作を、バッハのゴルトベルク協奏曲の調べに乗って、助手の先生方全員でいけていきました。花材は青竹・大王松・椿・棕櫚の葉・パンパス・鶏頭・アンスリウムなど。

 

フィナーレで、音楽ホールの舞台背景のカーテンが開かれると、外の森林公園の風景がガラスを通して現れ、参加者の皆様の心といけばなと初秋の三木山の風景が響きあう 素敵な瞬間となりました。

 

地区の役員の先生方に心から感謝申し上げます。

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