いけばな嵯峨御流

月刊嵯峨10月号掲載のいけばな作品について

嵯峨御流の月刊誌「嵯峨」の巻頭に、毎月門跡猊下のお言葉が掲載されます。そして、そのお言葉を受けて 私のいけばな作品をいけています。平成27年10月号のお言葉は、『心清百事佳』です。

門跡様は、「心清らかになることで、すべての出来事が自然とよくなっていくのです。」とお話しされています。この言葉を伺って、私は亡くなった師から常々「家に花をいけるときは、見て心豊かになれる花をいけよ」といわれていた言葉を思い浮かべました。師は「お手本は自然の中にある、良く見よ」とも。毎日の暮らしのなかで、自然を慈しむ心を養うためにも、一輪の花を丁寧にいける気持ちを大切にしたいと思います。

 

サイズ変更L1510_P1花材 ダリア 着色枝垂れ桑

花器 変型花器 小山有子作

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