いけばな嵯峨御流

大沢池の蓮、銘は「名古曽」

2016年7月24日頃に私が撮影した大沢池のパノラマ写真と、12日の蓮の写真です。日本現存最古の林泉であるこの池の蓮は、爪紅の古代蓮で、「名古曾」と命名されています。15年以上前、この池にも環境問題が起こりましたが、この地を愛する人々の献身的な努力により、景観が修復されました。美しい景観が戻ったその年に、奇跡的に自然に発芽したのがこの蓮。2007年から、平安時代の蓮を愛でる宴「観蓮節」が、毎年寺内で行われています。今年は7月30日、「遊花一日・夏期大学」の行事の一環として、嵯峨御流会の会員のご奉仕により象鼻杯が受講生約200名に振る舞われます。

 

今年の夏期大学は、京都嵯峨芸術大学の講師をお招きして、空間をアートする試み。午前中のデモンストレーションは、完全ライブで造形といけばなのコラボレーションをご覧頂きます。午後は、各自で、ある素材を使って花器や花留を創作し、それに花をいけて頂きます。

お申し込みは、こちらをご覧ください。

https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_5472/

 

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